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ホーチミン旅行で南国名物のハチミツをお土産にゲットしよう!

目次
ドンコイエリアでも購入困難なお土産とは?
雑貨天国と呼ばれるホーチミンでは、旅を通しての名物土産にも期待がかかります。友人、家族、恋人、会社の同僚上司など、贈る人によってお土産は変えるのが普通。ショッピングのメッカといえば、言わずと知れた「ドンコイエリア」。
市場で売っているチープ雑貨から置物、刺繍などの手工芸品雑貨、最近はお店オリジナルデザインの服飾雑貨を扱う店も増えてきました。あらゆる雑貨が手に入るのがドンコイエリアの魅力ですが、実はなかなか見つけることが困難なお土産もあります。それが、「食品系」です。お菓子や名物、特産品などを扱うお店はほとんどなく、あってもありがちなコーヒー豆やチョコレート程度。
しかし、近年旅行者の間で注目されているのが、「南国産の生はちみつ」です。
ベトナム人は毎日蜂蜜を飲む?
日本でも普通に食べられている蜂蜜。大抵の方はパンにつけたり、ヨーグルトにかけたりするのではないでしょうか。しかし、ベトナム人は実は蜂蜜をそのままスプーンですくって口に運びます。ベトナム人にとって蜂蜜は古くからの健康食。
親せきや知り合いに1人くらいは養蜂場を持っている人がいるので、そこから買うのが普通。また、有名な蜂蜜は高い値段が付けられて、富裕層の間で人気です。
そんな蜂蜜はベトナム全土で採ることができますが、とりわけおいしいとされているのが中南部以南です。中南部山岳地帯ダクラック省のバンメトートや、ヌクマムでも有名なファンティエット、メコンデルタ地方などの蜂蜜はおいしいと現地人に評判です。
日本の蜂蜜とベトナムの蜂蜜の違い
日本の蜂蜜は香り高い花から採蜜した蜂蜜が普通です。梅や桜、菩提樹、アカシア、レンゲなどが代表的です。いろんな花の蜂蜜をミックスした百花蜜も普通に売られていますね。これらの蜂蜜は、鼻に抜ける心地よい香りと、食べやすいあっさりした味わいが特徴。
一方、ベトナムは南国の花で採蜜された蜂蜜となります。南国には花の種類が多くありませんので、ミツバチが持ってくる蜂蜜は、基本は南国果実の花が由来です。日本では見ることができないリュウガン、ランブータンはベトナムならではの蜂蜜で人気があります。甘い芳醇な香りと、果実由来のコクのある味は子供から大人まで楽しむことができ、そのまま食べるのに向いています。
お土産で買うなら非加熱の生はちみつがベスト
ホーチミン旅行で是非お土産に購入していってほしい蜂蜜ですが、スーパで並んでいる蜂蜜はあまりおすすめしません。こちらは色の変色や低い糖度を抑えるため、加糖や添加物が含まれている可能性があります。また、生はちみつであっても、加熱されていては、蜂蜜本来に含まれている栄養素はすべて失われています。
そこでおすすめなのが地元で買う蜂蜜。一切加熱していない生はちみつは、採蜜した蜂蜜を濾過(ろか)してボトルに詰めたもの。完全食品として健康食として毎日食べるのがおすすめです。もちろんスイーツやパンにつけたりしてもおいしいですし、蜂蜜は砂糖よりも甘味が強いため、調味料として使えば、通常の3分1程度の使用で押さえることができます。
旅行者向けのローカルブランド「ユーゴック」
昨今ホーチミン旅行者に人気を博しているユーゴック。蜂蜜をはじめ、マカダミアナッツやパームシュガーといった南国ならではのベトナム土産を販売している、ベトナム系のローカルブランドです。
普通の旅行者は現地のツテがありませんので、非加熱の生はちみつを入手することは困難。そこに目を付けたのが、ローカルブランドのユーゴックです。取り扱い店舗で試食したのち買うこともできますし、公式HPからオンラインショップで買えば、ホテルまで届けてくれる旅行者向けのサービスが充実しています。
店舗情報
ユーゴック(YUGOC)
公式HP:https://yugoc.com/(オンライン通販ショップ)
取り扱い店舗
レストラン「ボン」
住所:58/5 Pham ngoc thach St. Ward 6. Dist.3. Ho Chi Minh
営業時間:10:00~22:00
アクセス:市民劇場から車で約10分。
※試食&購入が可能です。
いかがでしたか。せっかくホーチミンに来たのだから、南国らしいお土産を買っていきたいとは思いませんか。蜂蜜のような特産品土産であれば、誰に贈っても喜ばれることでしょう。是非ホーチミン旅行の際はベトナムの名物となるお土産を考えてみてください。
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古川悠紀
- ホーチミンに移住して自由気ままに生きています。ライター業と取材を生活の糧にしているためベトナム全土を駆け回っています。趣味はバドミントン!