絶景・ミルフォードサウンド

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ニュージーランドが誇る絶景と言えばココ!世界遺産テ・ワヒポウナム(マオリ語で「ヒスイの産地」の意)内のフィヨルドランド国立公園にある「ミルフォードサウンド」。氷河によって削り取られた谷に海水が流れ込むことで出来上がったフィヨルド群は、海面から切り立つ山々と山肌を流れ落ちる無数の滝、年間7,000~8,000mmにも及ぶという多雨の影響と他所から隔絶された地域特性によって生み出された独自で多種多様な植生が魅力です。

クルーズを楽しむ!

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ミルフォードサウンドを楽しむには何といっても「クルーズ」!2時間弱のクルーズは、フィヨルド内の絶景のみならず、タスマン海(ニュージーランドとオーストラリアの間の海)にまで至り、様々な風景を楽しむことが出来ます。おススメはやはり屋上デッキ!360度遮るものがないので、海面からそそり立つように1,200~1,800mもの標高を誇る両岸の山々と氷河が生み出した絶景を存分に楽しめます。クルーズで風を感じながら、フィヨルドの絶景と共に、悠久の時の流れに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

滝を楽しむ!

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ミルフォードサウンドの風景で忘れてはならないのが「滝」!この地域の山は土壌を持たない岩山が多く、たくさん降った雨が地中にとどまることなく、滝となって山肌を流れ落ちます。しかしながら、広大なミルフォードサウンド内で、常に流れ落ちる滝となっているのはわずか2か所のみ!?それ以外は、雨が降れば見られるが、2・3日も雨が降らなければすぐに枯れてしまうといいます。でも安心してください、ここは年間230日、年のおよそ2/3は雨が降るという地域ですので、だいたいどこかに滝が出来ています。また、晴れが続いたとしても、常時流れている滝のひとつ「ステアリング滝」では、クルーズ船が滝に接近してマイナスイオンのシャワーを浴びることが出来ると思います。

湖を楽しむ!

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ミルフォードサウンドの美しい風景としてもうひとつ知られるのが「ミラーレイク」。その名の通り、鏡のような水面に対岸の風景が映り込む湖で、ミルフォードサウンド・クルーズに向かう道すがら、必ずと言っていいほど観光客が立ち寄るスポットとなっています。条件が良ければ、上の写真のように対岸の山並みがきれいに湖面に映り込み、非常に美しい風景となります。

森林浴を楽しむ!

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たくさんの雨が降るこの地域では、熱帯雨林と見紛うような深い森林が多くの命を育んでいます。こちらも観光客に人気のスポット「キャズム」では、森林浴を楽しみながら、川の流れや、運が良ければケアなどのニュージーランド固有の鳥などを見ることが出来ます。また、ニュージーランドの植生で、抜いては語れないのがシダ植物の多さ。様々なシダ植物と木々の間に差し込む光とその光を反射する水面、マイナスイオンに包まれながら、その光景を是非楽しんでほしいスポットです。

最後に、豆知識をひとつ。ミルフォードサウンドの「サウンド」って何だか知ってますか?私は「音」のことだと思っていたのですが、実はこのサウンドは「川が削って出来た入り江」のこと。本来この地は、氷河が削った地形なので「フィヨルド」と呼ばれるのが正解なのですが、発見当時は氷河による地形との認識がなかった為、発見者によってミルフォードサウンドと名付けられたそう。ちなみに、ミルフォードは発見したイギリス人(ウェールズ人)の故郷の地名です。間違って付けられた名前ですが、私個人的には「ミルフォードサウンド」の方が「ミルフォードフィヨルド」より音の響きが良くて好きです。

こんな話も、現地に行って、実際に自分の目で見て、聞いてこそ実感が湧くもの。是非、ミルフォードサウンドの美しさを体験してみてください!

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