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ジョージアってどんな国?実際に見た観光情報をたっぷりご紹介します!かつてグルジアと呼ばれていた国ですよ!
こんにちは。皆さん、南コーカサスにあるジョージアってご存知ですか?
そもそもコーカサスってどこにあるかわかりますか?
世界史の授業で習った言葉で表すならば。カスピ海と黒海の間にあるエリアで、旧ソ連に属していました。なんとなくイメージ出来たでしょうか?コーカサスにはジョージア、アゼルバイジャン、アルメニアの国々があります。その中で数年前にグルジアから国名呼称を変更したジョージアをご紹介しましょう!
最近のジョージア情報としては、今年の大相撲1月場所で初優勝を果たした"栃ノ心"関ですね。彼はジョージアのムツヘタ出身で、近年観光客も増え注目度の高い国の1つです!
1799年に帝政ロシア軍が軍事用に切り開いた道、軍用道路にはジョージアの自然と趣のある建物が見られます。ジョージアの首都・トビリシとロシア・ウラジカフカスを結ぶ約200kmの道のりの中で、ジョージア側のスポットをいくつか眺めてみましょう!
目次
- 絶景のアナヌリ教会
- 軍用道路の市場
- ひつじ!ひつじ!ひつじ!・・・どこまで行ってもひつじ!
- 大自然に囲まれて
- ゲルゲティトリニティ教会
- 平和の象徴、友好の壁
- ムツヘタのスヴェティ・ツホヴェリ大聖堂
- 見てるだけでワクワクする露店
- ジョージアといえば名産のワイン
- ウプリスツィの洞窟住居群
- "絵に描いたように美しい"とマルコポーロも称えた首都トビリシ
絶景のアナヌリ教会
トビリシから走る事70km、深緑の山々の美しい景色を抜けていくと城壁に囲まれた教会が見えてきました。ジンヴァリ湖畔に建つ17世紀の教会で、城塞の中には2つの教会があり、山側(道路側)がイエスキリストに捧げた教会、湖畔側が聖母マリアに捧げた教会だそうです。教会から眺める湖も絶景です!
軍用道路の市場
アナヌリ教会の横にはこれから冬を迎えるためか、暖かそうなフカフカした毛織物や帽子などが売られており、この地での生活を感じとることができました。
ひつじ!ひつじ!ひつじ!・・・どこまで行ってもひつじ!
皆さん、道路でこんなにひつじを見たことがありますか?
羊飼いが先導をして道路でお散歩です。ニュージーランドじゃないのにまさかのひつじ渋滞!でも安心して下さい、しばらくすると山に帰っていきました(笑)
日本では味わえない、ある意味新鮮な光景でした!
大自然に囲まれて
さらにロシアに向かってバスを走らせていくと、スイスを思わせるような山々が現れました。中腹から頂上まで雪に覆われた山、射し込む光、澄んだ空気・・・普段感じることのない穏やかな心になりました。なんだか地球ってすごいですね!
ゲルゲティトリニティ教会
14世紀に建てられ、18世紀に改築された教会。
広大で険しい山に囲まれたところに存在し、どうやって立てたのだろうと驚いてしまいます。ここから望む5,000mを超えるカズベキ山も是非ご覧いただきたいスポットです!
平和の象徴、友好の壁
1983年にロシアがグルジアとの友好200周年を記念して建設した壁画展望台。
聖母子や民話・文化生活をモチーフにした絵が描かれています。これからも平和な関係が続いてほしいものです。
ムツヘタのスヴェティ・ツホヴェリ大聖堂
ムツヘタはジョージアの古都で1994年に世界遺産登録された街なのです。
スヴェティ・ツホヴェリとは「生きている柱」という意味であり、最古の木造聖堂です。
見てるだけでワクワクする露店
ムツヘタの街を散策すると、露店が並んでいて、雑貨や陶器など観光客にはたまらないお土産にほしくなるものばかりが並んでいます。きっと、お気に入りのものが見つかるでしょう!
ここからは軍用道路以外にもある数々のジョージアの見どころをご案内します!
ジョージアといえば名産のワイン
ジョージアではフランスやイタリアよりもずっと昔・・・なんと5,000年以上も前からワイン造りが行われていたのです。コーカサスの山から湧き出たミネラルウォーターで育ったブドウの原種からジョージアワインが誕生しました。のちにエジプトにわたりクレオパトラもこよなく愛し、ジョージアワインは"クレオパトラの涙"と呼ばれるそうですよ!
ウプリスツィの洞窟住居群
「神の砦」という意味のウプリスツィは1,000~2,000年前から人々が居住していたと言われ、キリスト教以前の異教徒・多宗教時代の要素を持った建築物も見られます。住居跡には大小の部屋、多宗教の儀式場所、劇場、ワインの醸造所があり当時の生活が垣間見られます。
"絵に描いたように美しい"とマルコポーロも称えた首都トビリシ
ジョージアの首都トビリシは多くの民族が共存し、自由な雰囲気が感じられる街です。近代的で美しい街並みにはゴンドラも走っていますので、ゴンドラからの市内を一望してみたくなるでしょう。また、一歩路地を入っていくと昔ながらのペルシャの香りが漂い、エキゾチックな装いも楽しめるので1日かけてゆっくりと散策したい街です。
街中には新鮮なフルーツをその場で絞ってくれるフルーツジュース屋がたくさんあります。果汁100%のジョージア産フルーツジュースもいかがですか?
今回はジョージアのほんの一部をご紹介しましたが、他にもたくさんの自然と建造物、そして民族舞踊やグルメなど興味深いところ満載の国です。次回はさらにジョージアの素敵な素顔を視察したいと思います!
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TAKA
- もっと地球を知りたい!未だ知られざる秘境を旅したい!そんなあくなき探求心を抱いて日々過ごしてます(笑)