日本のコンビニエンスストアと言えば、セブンイレブンやローソンなど、２４時間営業で外観も店内もフレッシュなイメージがあります。ニュージーランドではデイリーと呼ばれる小さな何でも屋の商店といった感じのお店と、ガソリンスタンドの中に入っているお店の２種類が、日本のコンビニに近い形のお店として思い浮かびます。

ガソリンスタンドは、こちらではパトロールステーションと呼ばれています。基本的にはセルフサービスですが、最近はお客に買い物を促すためにか、ガソリンをスタッフが入れてくれるお店も増えています。カウンターに支払いに行くときに、買い物も一緒にできるようになっています。またいつかガソリンスタンドについても詳しく書きたいと思いますが、今回はデイリーについてもう少し詳しく書いてみたいと思います。

このデイリー、外観は一見日本の小さな八百屋さんのようにも見えますし、お花屋さんのように見えることもあります。経営しているのは、何故か私の近所ではインドの方が多いです。一昔前はニュージーランド人の経営者が多かったそうですが、今では移民系の経営がほとんどだそうです。いろいろなものを売っていて、野菜、果物、花、新聞、雑誌、食料品や生活良品、ロトなど何でもあります。

営業時間は２４時間ではなく、大体朝８時くらいから開いて夕方６時くらいには閉まります。入り口の戸は常に開いていて、自動ドアなどではありません。どのデイリーもごちゃごちゃと商品が並べてあり、かなり庶民的なイメージです。

値段はスーパーなどで購入するよりも割高です。スーパーから商品を仕入れているという噂もありますのでスーパーより高いのは当然で、私も普段はあまり利用しませんが、ちょっと食パンを買い忘れたという時などには、デイリーはどこにでもあるので便利です。果物や野菜、花などは市場から仕入れているようで、結構安く売っています。

しかし、よくデイリーに強盗が入ったというニュースを聞くことがあります。このような小さなお店は狙われやすいようで、やはり防犯カメラなどは設置してあります。

私はいつも日本のコンビニが恋しいです。日本に一時帰国した時には、コンビニに行って新商品を物色するのも楽しみのひとつとなっています♪ニュージーランドにも日本スタイルのコンビニができると嬉しいな～と思う今日この頃です。