ダナンに新たな観光スポットができたと聞いて、いち早く足を運んでみました。

「バナヒルズ」へのアクセスはタクシーをチャーターします。

チャーター料金は59万ドン（タクシー会社によって若干差があるかも）、現地では4時間までは無料で待機してくれて、それ以降は1時間につき数万ドン程度料金が上がるらしいです。

ダナン中心から車を走らせて、ものの15分もすればそこは圧倒的な田舎の風景です。

私が焦がれていた東南アジアらしい景色を車窓からうかがうことができました。

ただバナヒルズまではほとんど一本道なので、渋滞したら大変だと思います。

到着してチケット売り場へ行くと、そこはすでに長蛇の行列。

午前10時半くらいに現地に着いたのですが、もっと早くに来ればよかったと後悔しました。

見渡す限り観光客は99パーセントがベトナム人のようです。外国人にとっては知名度はまだまだの様子です。

バナヒルズは山の麓にあります。よって、そこまではケーブルカーで行くことになりますが、実はこのケーブルカーは最長5700m強、標高差1400m弱とどちらもギネス記録になっている注目のスポットなのです。

基本は相乗りなので他の観光客と一緒に搭乗です。乗車時間が長いので多少の英語ができれば世間話をしてみてもいいですね。

私と相乗りしたベトナム人は北部のハノイからバナヒルズ目当てで遥々列車で来たと行っていました。......すごい根性ですね。

途中霧が発生してきました。

段々と周囲が霧に覆われて、またたくまに視界はゼロに。

途中揺れると皆で声を出したりと、これはこれで満喫できます。

いよいよバナヒルズとご対面です。中世フランスを思わせるとんがり屋根の建築物はまさに欧米風。敷地内にはテラスで食べるレストラン、ホテル、テーマパークがあります。現在も増築段階なので、来年あたりは一層賑わっていることだと思います。

ちなみにレストランでは羊肉の串焼きがおすすめです。

「ファンタジーパーク」と呼ばれる施設はちょっとしたディズニーランドの雰囲気です。

中央は吹き抜けでフリーウォールを楽しめるほか、恐竜時代から人類までの歴史を追うことができる「ジュラシックパーク」、「5Dシアター」、「射撃」、「キッズ広場」などアトラクションが満載で、ここだけで半日は楽しめます。

今後はガイドブックにも掲載されると思いますので、今以上の混雑が予想されます。

中部旅行を計画している人は是非いまのうちに訪れてみてください。

バナヒルズ(BaNa Hills)

アクセス：タクシーでチャーター

入場料：大人　40万ドン　子ども（身長130cm以下）32万ドン

※注意

ファンタジーパーク内はアトラクションごとに別料金