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世界で最も美しい本屋さんベスト20~台北「好様本事」
少し前にアメリカの情報サイトFlavorwireが
世界で最も美しい本屋さんベスト20を発表しました。
ランキングされている本屋さんは欧米が中心ですが、
台北の東区にある本屋さん「VVG Something 好様本事」も見事入選!
ちなみにアジアからは、台北のほかにも、
東京から1店舗、北京から2店舗選ばれています。
「VVG Something 好様本事」は、
地下鉄MRT「忠孝敦化駅」から歩いて5分ほどのところにあり、
お洒落な若者たちが集まるエリアの
小さな路地に隠れるようにしてお店を構えています。
[とてもシックなお店の看板]
お店の入り口はかなり控え目で、
とてもとても本屋さんには見えません。
それに一言も本屋さんとは書かれていないので、
知らなければ、普通に通り過ぎてしまうような謙虚な店構え。
私もこの日、気付かずに一度素通りしてしまいました。
[控え目なお店の入り口]
前述のサイトFlavorwireではこんな風に形容されています。
「夢に思い描く自分だけの船室」のような本屋さん。
実際に訪ねてみると、なるほど、まさにそんな感じですね。
ただ、ここは正直、本屋さんというよりは、
むしろユニークな「アンティークショップ」とでもいったほうが
しっくりくるかも。
よくよく聞いてみると、
ここの女性オーナーの経営するレストランが
本屋さんの向かい側にあって、
そこのスタッフに本を読んでもらうスペースとして
提供されたのが始まりだとか。
[小さいけれど、居心地のいい店内]
店内の本は洋書が中心で、
アートや旅行、美食に関する本が多く、
日本の本では、竹久夢二のデザインブックが置いてありました。
これはぜんぶオーナーが世界各地を旅行して、
見つけてきた貴重な本のコレクションなんです。
今では手に入らない、限定仕様の本も多いというから、
本好きの人なら宝探し気分を味わえるかも。
[オーナー選りすぐりのレアな本たち]
一方、両側の壁には、
おしゃれな小物がところせましと置かれています。
オーナー選りすぐりの本を吟味することはもちろん、
小物や骨董品を見たり、美味しいコーヒーを飲んだり、
お店の雰囲気そのものを感じたりするだけでも十分楽しめちゃうのが、
ここ「VVG Something 好様本事」。
[独特な雰囲気をかもすアンティーク品]
台湾で最もおしゃれな若者たちが集う
「忠孝敦化駅」の路地裏にある、台湾で最も美しい本屋さん。
この辺りをぶらぶら散策すれば、
台湾のユニークな最新トレンドを垣間見れるかも。
VVG Something 好様本事
台北市忠孝東路四段181巷40弄13号
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フォルモサ太郎
- 台湾在住かれこれ10数年。台湾のB級グルメと夜市をこよなく愛するフリーライター。ひまさえあれば、パパイヤミルク片手に夜市をそぞろ歩きしています。