中国版UFOを食べてみた

どうでもよい情報かもしれませんが、わたしは日清UFO焼きそばの大ファンである。日本に一時帰国すると、
中国へ持って帰る物の買物リストの上位にランクインするほどです。あの食欲をそそるソースの香りがたまりませんね。
日本食は海外にいてもどうにか作れますが、あの焼きそばだけは作れませんからね。そんなある日、友人が地元の
スーパーでUFO焼きそばを見つけたというので期待に胸を膨らませて早速行ってきました。

それがこちら。

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期待半分、偽UFOで期待を裏切られるのではないかという不安半分で見に行ったところ本物でした。
しかし、製造しているのは中国で中国人の好みに合うように味もかなりアレンジされているようです。
これは、『鉄板牛肉風味』です。他にも、『魚香肉細』、『四川火鍋味』、『XO醤海鮮』、『鉄板さきイカ』などがありますね。
『魚香肉細』というのは中華料理の名前です。この料理の味がするということですね。魚という文字が入っていますが、
料理の中に魚は一切入っていません。味は甘辛いかんじなので、日本人には人気のある中華料理ですね。これらの味の中で
最も日本のUFO焼きそばの味に近そうだったのが『鉄板牛肉風味』だったので今回はこれを買ってみました。値段は85円くらいです。

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中には、具材の入っているかやく袋とソースの袋、そしてできあがった最後にかけるふりかけの3袋が入っていました。
日本の場合はキャベツなどの具材はあらかじめ入れてある気がしますが。

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日本で焼きそばカップ麺の具材というとキャベツが代表選手のような気がしますが、中国版焼きそばカップ麺のかやくは
人参とよくわからないホウレンソウのような青菜でした。問題はソースの味です。

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色はなんとなく日本のものに近いような...ちょっと黒すぎる気も...。おまけに、天かすのようなそうでないようなふりかけは、
歯にはさまって大変です。固い...。

食べた感想はというと、「う~ん、中華!」でした。それもそのはずです。原材料のところを見てみると、「五香粉」と書かれている
からです。これは中国のミックススパイスのようなものです。五という数字が名前に含まれているので五つのスパイスをミックス
していると思われがちですが、メーカーによってどんなスパイスがブレンドされているかは変わってきます。大抵は、シナモン、
クローブ、花椒、フェンネル、八角、陳皮などが含まれています。中でも八角は必ず入っているスパイスで、この粉が入るだけで
一気に中華の味になります。

ちなみに、中国の百度(バイドゥ)という検索サイトでUFO焼きそばを検索すると、「どうやって炒めて食べるのですか?」などという
質問が見受けられます。中国ではお湯を入れて湯切りして食べるカップ麺というのはあまりありません。
あぁ、日本のUFO焼きそばが食べたい...。



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波多野真琴

中国在住4年。 翻訳業の傍ら現地の人との交流から中国四千年の歴史と文化を勉強中。

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