公開日:
最終更新日:
イギリス・ロンドンの地下鉄の乗り方教えて!
「チューブ」の愛称で親しまれている、ロンドンの地下鉄。
ロンドン観光には欠かせない、シンプルで使いやすい移動手段です。
赤い丸に、青い「UNDERGROUND」という帯のついたお馴染みのサインを見つけたら、それが駅への入口です。
一緒に目にすることの多い「PUBLIC SUBWAY」とは、地下道のこと。
地下鉄はイギリス英語でUNDERGROUND。地下鉄をSUBWAYと呼ぶのはアメリカ英語です。
駅についたら、まずは切符を買いましょう。
構内を見渡して、「Tickets」と表示されているところに券売機があるはずです。
ほとんどの券売機でクレジットカードが利用できます。
ロンドンの地下鉄システムはゾーン制になっていて、自分が今いる駅のゾーンと、行先の駅のゾーンを地下鉄路線図で確認して、必要な分のゾーンの切符を購入します(例:ゾーン1のみ、ゾーン1&2など)。
券売機のスクリーンはタッチパネル式で、日本語表示に切り替えることもできます。
1回乗車券のほか、1日乗り放題券、1週間乗り放題券などのお得なチケットもあります。
ロンドン滞在中に2回以上地下鉄やバスを利用するなら、共通IC乗車カードのオイスターカード(oyster)が断然便利&お得です。
ビジター向けのオイスターカードは、ロンドン交通局のウェブサイトや英国政府観光庁VisitBritainの日本語サイト から事前に購入することができます。
ロンドン交通局
http://visitorshop.tfl.gov.uk/oystercard/product/oyster-card.html
英国政府観光庁VisitBritain
http://www.visitbritainshop.com/japan/travel-transport/london-transport.html
購入手数料は3ポンド。プリペイドの額面は£10、£15、£20、£30、£40、£50から選択可能です。
現地に到着後であれば、駅で一般向けのオイスターカードを購入することもできます。
オイスターなら、ゾーン1内の運賃はピーク時でも2.20ポンド。
これが通常運賃だと、1回の乗車だけでなんと4.70ポンドもかかってしまいます!
(上記のウェブサイト、料金に関する情報はすべて2014年8月現在のものです)
切符を買ったら、改札口へ!
改札機の黄色いカード読み取り機にオイスターカードを「ピッ!」とかざしてゲートを通ります。
切符の場合はオイスター読み取り機の下にあるスロットへ切符を差し込み、今度は読み取り機の上のスロットから出てきた切符を取るとゲートが開くしくみです。
駅構内は、複数の路線が走っていても、分かりやすく色分け表示されています。
地下鉄のほか、オーバーグラウンド(地上の鉄道網)はオレンジ、DLR(ドックランズ・ライト・レイルウェイ)は緑、トラム(路面電車)は黄緑、ナショナル・レール(イギリス鉄道)は上下で左右反対をさしている赤い2本の矢印が目印です。
プラットフォームに行く前に、東西南北、現在地からどちらの方角に向かうのか、構内のあちこちに掲示されている路線図で確認しておきましょう。
たとえば、西方向に向かうのであれば「Westbound」のプラットフォームを使うことになります。
そしてこちらが実際のチューブのお姿!
本当にその名のとおり、丸いフォルムで内部もこぢんまりとしていて、可愛らしい印象です。
ジュビリー・ラインではこちらの駅のように、プラットフォーム全体が転落防止のガラス製のドアで覆われている駅も多くあります。
地下鉄車内はほぼエアコンが無く、夏場は高温になるため、何か飲み物を持参して乗車するのがおすすめです。
目的地の駅に着いたら、出口を目指しましょう。
最後にもうひとつここで大事なイギリス英語が登場します。
出口は「Way out」。アメリカ英語の「Exit」を探して迷子にならないように・・・。
>イギリスの鉄道の乗り方についてはこちらをご覧ください!
>イギリス・ロンドンのバスの乗り方についてはこちらをご覧ください!
Rankingイギリス記事ランキング
-
ハル・リーチ
- 音楽、映画・演劇・TV、サッカーなど、UKカルチャーをこよなく愛す。2001年よりロンドン在住。以来、会社員&ものかき業を継続中。