日本人に1番有名!と言っても過言でない?!クイーン・エリザベスに乗船してきました♪

クルーズに乗船されたことがない方も「クイーン・エリザベス」と言う名前はご存知だと思います!日本の方で、「クルーズ」「豪華客船」と聞いてまず「クイーン・エリザベス」の名前を思い浮かべる人も少なくないでしょう。

映画タイタニックのモデルとなった「クイーン・エリザベス(Queen Elizabeth)」は、英国キュナード社が運航、キュナード社は客船としてだけではなく英国王室の郵便事業を担ってきました。王室とのゆかりの深さから、女王の名を冠することが許された唯一の船会社です!

現存する3隻とも、ロイヤルファミリーが命名しています。

目次

一流と言われたホワイトスタークルーズでのサービスを継承

「タイタニック」を保有していたホワイトスター・ラインは、1934年にキュナード・ラインに吸収合併されました。1945年には「ホワイトスター」の名は消えたものの、大西洋横断航路時代から受け継がれた質の高い「ホワイト・スター・サービス」は、現代のキュナード・ラインにも継承されています。

今回は、このクイーン・エリザベスをご紹介いたします♪

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クイーンエリザベスの名付け親は、エリザベス女王。現在の「クイーン・エリザベス」は、2010年に就航した3代目。名前の通り、名付け親は、エリザベス女王です。

グランド・ロビーの一角には、エリザベス女王の肖像画が飾られています。

今もなお残る客船の「クラス」

飛行機でエコノミー、ビジネスクラス、ファーストクラスがあるように、もともと多くのクルーズ客船は等級制があり、客室にはクラスが設けられ、それぞれのクラスごとに異なるダイニングを利用していました。

現代においても、「クイーン・エリザベス」を筆頭にキュナード・ラインの客船は、古き良き伝統的な等級制を守り続けています。それぞれのダイニングごとに料理や雰囲気が異なり、そのぶんお客様同士の親密感は増します。カジュアルに楽しみたい人はカジュアルなクラスを、せっかくクルーズに参加するなら特別な体験をしたいという人は上位クラスを選ぶというチョイスが可能なのです。

客室のランクにより利用するメインダイニングが異なり、「クイーンズ・グリル」「プリンセス・グリル」「ブリタニア・クラブ」「ブリタニア・レストラン」と4つのクラスに分かれています。

「クイーンズ」「プリンセス」グリルクラスでは、厨房もシェフも他のレストランと別とのこと。また、専用のラウンジ・テラスや中庭があり、他のクラスの乗客は立ち入りも制限されています。

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≪プリンセス・グリル≫
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≪クイーンズ・グリル≫
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うれしい日本語対応も!

日本語船内新聞だけでなく、共同通信(日本語新聞)の切り抜きも毎日の日本語船内新聞に同封されていました。このサービスは、日本の情報をいつも知りたいお客様には嬉しいサービスです。

今回私の参加したクルーズでは、レセプションに日本人スタッフ3名が配置され、日本語でのお客様の対応など日本のお客様のサポートをしてくださいました。客室から、船内電話にて、レセプションへかけた場合でも「ジャパニーズ プリーズ」で、日本人スタッフに代わってくれますので、日本のお客様には便利なサービスと感じました!

もちろん、ダイニングメニューも日本語メニューがあります。

キャビンには、うれしいサービスが♪

キャビンは、ベージュでまとめられ、落ち着いた色見の中に赤色のクッションなどがアクセントになっている上品な室内。2名掛けのソファとライティングデスクもありますが、狭さを感じさせません。

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▼テーブルには、ウエルカムドリンクのスパークリングワインのハーフボトルも全カテゴリー用意されております。

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▼電気ポットもあります。持参したお茶などもお部屋で飲めますので、日本人にはうれしいサービスですよね!

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▼アメニティグッズはなんと王室御用達のペンハリガン。世界のラグジュアリーホテルでも採用されています。

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▼コンセントは、220V:英国式3ピン(Iタイプ)、115V:米国式2ピン(A&Bタイプ)が付いています。

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船内での過ごし方をご紹介します♪

船内は伝統を受け継ぎ、内装はアールデコ様式を現代風にアレンジしたものです。木材がふんだんに使用され、重厚感があり、英国の歴史が感じられる上品です。また、このクリスマスシーズンは、華やかなクリスマスデコレーションで船内が彩られているので、さらに素敵な雰囲気です。

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クイーンエリザベスの船内は、落ち着いた雰囲気。お客様も英国やドイツの方が多いせいか、イベントに参加して、賑やかに過ごすというより、読書やおしゃべりに花を咲かせるという過ごし方をされる方が多くいらっしゃいました。

ダンスを踊られる方は、特におすすめ!洋上一の広さを誇るクイーンズルームという、素敵なダンスホールがあります!


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お昼にはダンスチャンピオンペアによる、簡単なステップから教えてもらえるダンス教室を開催!今回は、チャチャ、ジルバ、サンバなど開催していました。言葉やお相手がいなくても、心配いりません!その場ですぐに、ダンスのお相手が見つかります!

また、ショーのダンサーによる、ラインダンス教室も開催!(注意!宝塚のような、足を上げるラインダンスでありませんので、ご安心下さい!)フォークダンスのようなダンスです。今回は、クリスマスソングに合わせて会場のみんな踊る一体感を感じられます!

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夜のダンスタイムは、バンドが演奏する音楽に合わせて、深夜までダンスタイムが続きます!専属ダンスアテンダントも、男性4名、女性1名乗船していますので、ダンスパートナーにも困りません!

ショッピングエリア「ロイヤルアーケード」

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ロンドンの街中に迷い込んだようなショッピングエリア。有名ブランドの時計やアクセサリー、バッグなどのショップのほか、キュナードオリジナルロゴグッズなどそろっています。通常は、女性ものが多いのが通例ですが、さすが英国船、男性ものが充実した品ぞろえで、フォーマル用のタキシード一式や蝶ネクタイのバリエーションも豊富でした。

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また、ショッピングエリアの階段にある時計は、ビッグベンを製作した「デント社」によって作られ、ビッグベンと兄弟とも言える貴重な時計です。

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ロイヤル・コート・シアター

ロンドンのウエストエンドを彷彿とさせる2階建ての本格的な劇場プライベートボックス席が備えついているシアターは洋上では初です。言葉が通じなくても、ダンスショーなど目で見て楽しめます。日中の映画上映もこちらで開催されます。

※エリザベス女王は、15番のボックス席にお座りになられたといわれています。いつも誰か座っていて、乗船中チェックできませんでした・・・

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ライブラリー

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船内にこんな素敵な図書館が!とつい、ため息がでてしまうクイーン・エリザベスの図書館。2層吹き抜けの螺旋階段が印象的です。

日本の書籍も思いのほか充実。スタッフの方に聞いたところ、日本のお客様が乗船中読んでいたものを寄付してくださったとか!

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食の楽しみも♪

イギリス料理って、不味い・・・。そんなことはございません!船内のお食事をご紹介します!

<メインダイニング ブリタニアレストラン>

内側・海側・バルコニーの方

<夕食のみ2回制> 1部:18:30~ 2部:20:30~ 

20世紀前半の豪華客船をイメージさせる雰囲気の中、伝統的な英国料理を楽しめるダイニングです。

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<ゴールデンライオンパブのパブランチ&ビール>

英国船ということで、船内にはもちろんパブがあります!

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ゴールデンライオン パブは、ビールの品揃えもさることながら、ランチタイムには、パブランチも大変人気です!フィッシュ&チップス、コッテージパイなどの定番メニューは、もちろんのこと、隠れた?人気は、チキンティカマサラ(カレー)です!植民地だったことから、イギリスでは、カレーが美味しいことは有名ですが、ここクイーン・エリザベスでも、おすすめです!

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<イングリッシュブレックファースト>

メインダイニングやリドレストラン(ブッフェ)で、食べられる「イングリッシュ・ブレックファスト」もおすすめ!

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<リドレストラン・ブッフェ>

アーリーモーニング・モーニング・ランチ・アフタヌーン・ディナー・ミッドナイトと1日中お料理が用意されているビュッフェレストラン。種類が豊富で、朝食にはなんと、おかゆ・味噌汁・のり・わかめサラダ?も用意されておりました。

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昼食時は、お刺身(サーモンやマグロ)、のり巻きもあり、乗船中に日本のお客様に対しての配慮を感じられました。

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<アフタヌーンティー>

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乗下船日を除いて日中はクイーンズ・ルームにて、伝統的なアフタヌーン・ティーのサービスを楽しむことができます。サンドイッチやスコーン、ケーキをウェイターさんが持ってきてくれるスタイルで、好きなものを選ぶと綺麗にサーブしてくれます。終日航行日は大変混雑するので、早めの時間や、寄港日に早めに帰ってきていくのもいいかもしれません!

<ザ・ベランダ>

初代クイーン・エリザベスにあった「ベランダ・グリル」の名前を引き継ぐスペシャリティレストラン。ひとつひとつの料理が丁寧に作られ、目でも舌でも楽しめたダイニングでした。毎日カバーチャージを払ってでも食べたい!と思うほど魅了されました

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最後に

いっけん敷居が高い印象の世界で最も有名な客船の1つ、伝統と格式のキュナードライン、クイーン・エリザベスは、日本人が過ごしやすい優しいサービスもある客船です♪華やかな船内ライフを過ごしてみませんか?

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