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ドイツ在住ライターおすすめ5つの世界遺産!ドイツ旅行の行き先に迷った方は必見です♪
海外旅行に行くのであれば、どこを訪れるでしょうか。有名な観光スポットが多くあって、どこに訪れるか迷う人もいるでしょう。その場合にお勧めしたいのが世界遺産を訪れること。世界遺産は文化や歴史的に重要な場所が選ばれており、訪れてみる価値があります。ドイツにはそんな世界遺産が多くあるため、旅行の際に訪れやすいでしょう。そこで今回はドイツにある5ヶ所のお勧めの世界遺産を紹介したいと思います。
1. ケルン大聖堂
ドイツの世界遺産の中でも、特に有名なものの一つはケルンの大聖堂でしょう。ケルンの大聖堂は街の中心部に位置しており、ケルンのシンボルとも言えるもの。その歴史は古く13世紀に建設が始まり、建設の中断を挟んで19世紀に完成しました。大聖堂の高さは187メートルもあり、カメラのレンズでは全体が捉えられないほど巨大な建物となっています。建物内部には、そんな空間を活かして美しいステンドグラスが取り付けられており、荘厳な雰囲気を漂わせています。駅の横にありとても訪れやすいので、ぜひ訪れてみてください。
2. サンスーシ宮殿(ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群)
ベルリンの隣町であるポツダムには歴史の授業にも登場する有名なものがあります。それは世界遺産にも登録されているサンスーシ宮殿です。こちらの宮殿は小高い丘の上に建てられており、その丘は葡萄棚になっている、とても個性的な特徴のあるものとなっています。建物内部は多くの装飾が施されており、その豪華絢爛な空間には驚かされるでしょう。また宮殿だけでなく広大な庭園も美しく造園されているため、ぜひ併せて訪れてみてください。
3. ベルクパルク・ヴィルヘルムスヘーエ
ドイツ中部にある街カッセル。こちらの街にあるのは「ベルクパルク・ヴィルヘルムスヘーエ」です。こちらは小高い山全体が公園として整備されており、そこには城や展望台などが配置されています。特に見所となるのは、夏に見ることができる人工的な滝。山頂部分から水が流され、山の中腹部にある噴水へと送られます。その際に流れる水が滝の様になるのです。この様な水を使った壮大な仕掛けは必見です。
4. ベルリンの博物館島
ドイツの首都であるベルリンにあるのは博物館島です。こちらの世界遺産は、その名前の通り川の中心に浮かぶ島を指しています。島には、新博物館、旧博物館、旧美術館、ペルガモン博物館、ボーデ美術館の5館の博物館や美術館が集まっており、多くの素晴らしい文化遺産や美術作品を楽しむことができます。特に近年改修された新博物館の建築空間は圧巻。入り口に広がる吹き抜けなど壮大で迫力ある空間にはきっと息をのむことでしょう。
5. 歴史都市ゴスラー(ランメルスベルク鉱山、歴史都市ゴスラーとオーバーハルツ水利管理システム)
ドイツ中部にある小さな町ゴスラー。こちらは町全体が世界遺産として指定されています。ドイツの街の多くは戦争で破壊され、また近代化によって新しい建物が建てられ、街の風景は新しいものになっています。ですがゴスラーは戦争で破壊されず、15世紀、16世紀の建物が建ち並び、古い町並みがそのまま残されているのです。町を歩けば、まるで中世の町にタイムスリップしたかの様に錯覚してしまうでしょう。他にも町の繁栄の理由にもなった郊外にある鉱山も世界遺産に登録されているため、こちらも併せて訪れると良いでしょう。
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K.Hayashi
- 大学卒業後に渡独。フリーランスライターとしてドイツの文化について多くの記事を執筆中。