冬の味覚の王者「松葉がに」が旬!

2014年に県知事が「蟹取県」と改名することを発表した鳥取県。正直を言うと香川県の「うどん県」ほど認知されていないような気がします。しかし、鳥取はカニが名物だということが世の中に浸透しているにしろ、していないにしろ、カニの旬はやってきます。

一口に「カニ」といっても種類によって旬はさまざま。11~3月に旬を迎えるのが、ズワイガニのうち成長した雄を指す「松葉がに」です。鳥取の冬の味覚の王者ともいわれていますが、松葉がにの中でも特に最上級のブランドが「五輝星(いつきぼし)」です。

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(c)鳥取県

↑一度は食べたい「五輝星」

名前の通り5つの基準をクリアしているカニのみが「五輝星」を名乗れます。なんと全体の1%にも満たない希少なカニで、2015年の初競りでは70万円を記録しました。

◎5つの基準=(1)甲幅が13.5cm以上(2)重さが1.2kg以上(3)脚がすべてそろっている(4)鮮やかな色合い(5)身が詰まっている

鳥取県は松葉がに以外にもおいしいカニがあります。松葉がにのメス「親がに」は、値段が手頃で気軽に味わえます。旬は11~12月。外子、内子、カニミソの旨みがまるごと味わえる味噌汁がおすすめです。

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(c)鳥取県

↑カニの美味しさが凝縮!

9~6月が旬と長く楽しめるのが「ベニズワイガニ」。大きさは松葉がにと同じくらいで、鮮やかな紅色が特徴です。なんと鳥取県の境港はベニズワイガニの漁獲量日本一。消費量も日本一です。カニをまるごと一杯使用したかにめしや、新鮮なうちに茹でるゆでがにで食べるのがおすすめ。

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(c)鳥取県

↑カニが多く水揚げされる境港漁港

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(c)鳥取県

↑ベニズワイガニ

境港では、1月21日にカニ感謝祭2018が開催されます。水木しげるロードでのパレードやカニ汁が振る舞われるなど、カニをたっぷり満喫できます。また、2月28日までは鳥取県でカニやカニグッズが当たる「ウェルカニキャンペーン」を実施中。松葉がにの旬に合わせて鳥取県・・・いえ、蟹取県へ行ってみてはいかがでしょう。

写真提供:鳥取県

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