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紅葉、コーヒー、深川めし......秋は清澄白河で大人の散策

記事投稿日:2017/12/28最終更新日:2020/05/27

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気温が穏やかで風も心地よく、紅葉も堪能できる秋は、街歩きにうってつけの季節。この秋散策へ出かけるなら、そんな美しい紅葉を心ゆくまで眺めることができる清澄白河がおすすめ。

昔、深川と呼ばれた清澄白河の魅力は、江戸の香りが色濃く残る歴史ある街であるということ。でもこの街の魅力は、それだけではありません。既存の枠にとらわれない個性豊かなショップも近年続々オープンしており、歩いているとつい足が止まります。また、本格的なコーヒーが楽しめる「ブルーボトルコーヒー」、アートな空間でゆっくりくつろげる「ギフトラボ ガレージ」など素敵なカフェも多く、散策しても、ひと休みしても楽しい大人の街・清澄白河のおすすめ散策スポットをご紹介します。

目が覚めるような赤いハゼノキ! 清澄庭園の紅葉が美しい

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<画像提供:清澄庭園>

東京メトロ半蔵門線と都営大江戸線が乗り入れる清澄白河駅。清澄庭園は、そんな清澄白河駅のA3出口から徒歩約3分の距離にあります。園内には大きな櫨(はぜ)の木があり、紅葉の中でもひときわ赤い櫨紅葉が楽しめます。開園は午前9時。開園と同時に散策を開始できれば、庭園をゆっくりと鑑賞してから深川資料館通りの商店街に向かったときに、ちょうどお店が開く時間(11:00~12:00くらい)になるでしょう。

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また、清澄庭園は「回遊式林泉庭園」で、泉水をひと回りするように庭が作られています。園内には座れる所も多いので、晴れていれば腰をかけてゆっくり庭を眺めることができます。

清澄庭園

■住所:東京都江東区清澄3-3-9
■入園料:一般150円、65歳以上70円(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)
■開園時間:9:00~17:00(入園は16:30まで)
※イベント開催期間及びGWなど閉園時間が延長される場合もあり
■休園日:年末年始(12/29~翌1/1まで)
■紅葉の見ごろ:11月中旬~12月中旬
■問合せ先:03-3641-5892(清澄庭園サービスセンター)
■HP:https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index033.html

ダイナミックな階段とステンドグラスが美しい深川図書館

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清澄庭園を出たら、清澄公園との間の道を庭園の塀に添って歩いてみてください。「清澄橋」信号で左に曲がると見えて来る、白亜の洋館が深川図書館です。現在の建物は改築されたものですが、深川図書館は明治42年に東京市立図書館として設立された、100年以上の歴史を持つ図書館です。

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3階まで吹き抜けた大階段の美しい手すりとステンドグラス。レトロなデザインのライトも素敵です。

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館内にはソファに座って絵本を楽しめる児童コーナーや落ち着ける読書スペースがあります。歴史散歩が好きな人は、深川の歴史・郷土資料をひもとくのも楽しいと思います。

深川図書館

■住所:東京都清澄3-3-39
■開館日時:火~土曜日9:00~20:00、日曜日・祝日・休日・12月28日9:00~17:00
■休館日:月曜日(ただし祝日の場合翌日休)、毎月第1金曜日(1月・5月は除く)、年末年始(12/29~1/4)、特別整理期間
■電話:03-3641-0062
■HP:https://www.koto-lib.tokyo.jp/023_lib_fuka.html

江戸と現在が交錯する、深川江戸資料館通り

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清澄白河を代表する観光スポット「深川江戸資料館」。清澄通りから「深川江戸資料館」へ向かう道は、「深川資料館通り」と呼ばれる商店街になっています。入り口の常夜灯を過ぎると、人形や手ぬぐい、伝統的なおもちゃ、アサリの佃煮を売るお店があり、江戸の情緒が感じられます。レトロな街かと思えば、いきなりおしゃれな雑貨店やスイーツショップもあって、江戸と現在が肩を並べた味わい深い雰囲気を醸し出しています。

居酒屋? いいえトイレです

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「商い中」の行灯がある居酒屋? 実はこれ、江東区の公衆トイレなんです。縄のれんをくぐって用を足すトイレは珍しく、トイレと気づかずに通り過ぎる方もいます。男女共用なので、男性も女性も「資料館通りには公衆トイレがある」と覚えておくと、もしもの時に役立つかもしれません。

ときおり猫の声が「にゃ~お!」と響く、江戸の庶民の町並みを再現「深川江戸資料館」

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「深川江戸資料館」は江戸時代末期(天保年間)の深川佐賀町の町並みを、実物大で再現した展示室。町並みは単なるレプリカのように表面的に似せただけではなく、当時の建築技法を使ってすみずみまで当時の暮らしをリアルに再現しています。入り口にある資料館の「展示解説書」には、一軒一軒住んでいた人の職業や名前、年齢、家族構成まで書かれていて、その徹底したこだわり方には脱帽です。

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展示室は建物内に入ることができます。

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江戸時代そのままの空間にいると、かつて深川に住んだ人たちの声が聞こえてくるようです。

深川江戸資料館(展示室)

■住所:東京都江東区白河1-3-28
■入館料:大人(高校生を含む)400円、小・中学生50円、障害者割引大人200円、小中学生20円
※中学生以下の方は、大人の方と一緒にご見学ください
■開館時館:9:30~17:00(入館は16:30まで)
■休館日:第2・4月曜日(ただし祝日の場合は開館)、年末年始(12/29~1/1)、臨時休館(設備点検・展示替え等)
■電話:03-3630-8625
■HP:https://www.kcf.or.jp/fukagawa/

どっぷり江戸に浸った後は、江戸の食に舌鼓

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「深川江戸資料館」に程近い「深川宿」では、江戸・深川の郷土料理「深川めし」を食べることができます。

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「深川めし」は、新鮮なアサリとネギを味噌でサッと煮て汁ごとご飯にかけた「ぶっかけ」。忙しい漁師さんが日常的に食べた江戸時代のファストフードです。「深川宿」では「ぶっかけ」の他に、「炊き込みご飯」の「深川めし」も味わうことができます。

深川宿

■住所:東京都江東区三好1-6-7
■営業時間:11:30~17:00
■定休日:月曜日(祝日の場合は翌火曜休)
■電話:03-3642-7878
■HP:http://www.fukagawajuku.com/

素敵な古本屋「しまぶっく」は、深川資料館通りを歩く人のために品を揃えた本屋さん

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資料館通りにある「しまぶっく」は、本屋好きの間ではちょっと知られた本屋です。大手有名書店に勤めていた書棚作りの達人の店主が、「新刊書店ではできないことをしたい」と清澄白河に開いたお店。HPもSNSも開設せずに、地域の人や清澄白河に訪れた方が思わず欲しくなる本を丁寧に集めた書棚からは、「こんな本どうですか?」とささやく優しい声が聞こえそうです。

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小さな子が多いからと集めた海外の絵本。

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アート系の書籍が多いのは、東京都現代美術館(現在改装中)の帰りに寄る人がいるからだとか。古本はみな状態が良く、本への愛情を感じます。

しまぶっく

■住所:東京都江東区三好2-13-2
■営業時間:12:00~19:00
■定休日:月曜日
■電話:03-6240-3262

なつかしの理科実験器具が、おしゃれなインテリア雑貨に!「リカシツ」

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理化学+インテリア? 実際に研究室でプロが使う実験器具をインテリアに使ってしまおうというのが「リカシツ」の提案です。

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たしかに理科実験器具はシンプルで、究極の実用性があって、なおかつカワイイ。購入すればいろいろな使い方ができそうです。

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「リカシツ」では実験器具を活用したワークショップも催しています。「アロマウォーター作り」や「苔のテラリウム」など興味深いコースが多いので、散策の前に予約して参加するのも楽しそうです。

リカシツ

■住所:東京都江東区平野1-9-7 深田荘102
■営業時間:平日13:30~18:00、土曜日・日曜日・祝日13:00~18:00
■定休日:不定休(HPの営業日カレンダーを確認してください)
■電話:03-3641-8891
■HP:http://www.rikashitsu.jp/

ここが国内1号店「ブルーボトルコーヒー清澄白河ロースタリー&カフェ(Blue Bottle Coffee)」

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<画像提供:ブルーボトルコーヒー>

アメリカで大人気の「ブルーボトルコーヒー」。2015年2月にオープンした日本第一号店が、ここ「ブルーボトルコーヒー清澄白河ロースタリー&カフェ」です。清澄白河を選んだのはブルーボトルの本社がある米カリフォルニア州オークランドに、雰囲気が似ていたからだとか。店内へ足を踏み入れると倉庫にはコーヒーの豆袋が積み上がり、焙煎するいい香りに満ちています。

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<画像提供:ブルーボトルコーヒー>

海外各地から届いた豆が、毎日日替わりで焙煎されます。フレッシュなコーヒー豆を使用して、一杯ずつ丁寧に淹れるコーヒーは、本当に美味しいコーヒーを飲みたい人におすすめです。

ブルーボトルコーヒー清澄白河ロースタリー&カフェ(Blue Bottle Coffee)

■住所:東京都江東区平野 1-4-8
■営業時間 :8:00~19:00
■定休日:なし
■HP:https://bluebottlecoffee.jp/

アートな空気が心地よいカフェ「ギフトラボ ガレージ(gift_lab GARAGE)

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アートな空間で寛ぎたい人には「ギフトラボ ガレージ」がおすすめです。「ギフトラボ ガレージ」は、デザインスタジオ、カフェ、ギャラリー、インテリア&雑貨ショップと多彩な機能を持つお店。サウンドアートにもこだわる店内には、心地よいBGMが透き通った音質で流れています。

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ポストカードや音楽CDを販売しているコーナーもあります。ガレージをリノベーションしたという店内は、おしゃれでスタイリッシュ。

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スコーンなどのスイーツの他に、自慢のカレーやカフェランチもあります。

ギフトラボ ガレージ(gift_lab GARAGE)

■住所:東京都江東区白河1-3-13 清洲寮102
■営業時間:木曜日~月曜日12:00~19:00(LO18:30)
■定休日:火曜日、水曜日
■電話:03-3630-1201
■HP:http://www.giftlab.jp/garage/

プロの手で変身してみない?「変身スタジオ ゲイシャカフェ」

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清澄白河(かつての深川)まで来たのだから、思いきり和風に「変身」してみるのも面白いかも。

「変身スタジオ ゲイシャカフェ」は、観光地によくある着付け&メイクの店とはレベルが違うお店です。

運営するのは宮内庁御用達、テレビ・舞台・映画の世界では有名な「(有)太陽かつら店」。有名俳優・女優のかつらを手掛けるプロが変身スタジオを始めたのは、「ちゃんとかぶれば日本髪は本当に美しい」ということを知って欲しかったからだとか。完全予約制で、プロの手によって本格的な時代劇の登場人物に変身ができます。

geisyacafe01.jpg<画像提供:変身スタジオ ゲイシャカフェ>

芸者、侍、大奥、舞妓、花嫁と多彩な変身メニューがあります。本格的な仕上がりに感動した海外のお客がSNSで紹介したためか、現在予約の7割は欧米の方だそうです。

変身スタジオ ゲイシャカフェ

■住所:東京都江東区森下2-21-4
■営業日時:完全予約制
■問合せ・予約は以下から
TEL:03-3846-7616(English OK)
E-Mail:taiyokatsuraten@live.jp(English OK)
■HP:http://www.geishacafe.jp/

江戸の趣とエッジの効いたショップが混在する清澄白河。500メートル四方位のエリアに見どころが次々と現れるので、散策していて飽きません。江戸の歴史探訪に、カフェ巡りに、紅葉鑑賞に、清澄白河へ出掛けてみませんか?

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