台湾の鉄道の街でみつけたフォトジェニックなカフェ「端倪生活」

台湾中部に位置する「彰化(ザンホァー)」は知る人ぞ知る、見どころいっぱいの街。そんな街の駅のそばで見つけた「端倪生活」は、ノスタルジックな雰囲気ただようリノベカフェです。電車を待ちながらここでひと休みといきましょう...。

彰化とはどんな街?

彰化は、台北から新幹線で行くと台中の次にあたる台湾中部の街です。交易で発展した港町である鹿港(ルーガン)がある街で、長い歴史を持つだけにお寺や廟など、見どころが多い街としても有名です。また、肉餡をモチモチしたお米の生地で包んだ肉圓(バーワン)もや、分厚い豚ばら肉をご飯にドンと乗っけた爌肉飯(コンロウファン)など、来たからには食べておきたいグルメもいっぱいです。

「彰化」と聞いて扇形車庫を思い浮かべた人は、かなりの鉄道ツウ。彰化駅には、日本時代に造られ、現在は産業遺産とされている扇形の機関車庫があります。ターンテーブルを囲むように放射状にはられた車庫線は、実際に近くで見学することができます。もともとは、台湾に5カ所あったうちの唯一残る扇形庫の為、ここを訪れる為に遠方からわざわざやってくるファンも少なくありません。

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旧宿舎の趣ある雰囲気を活かしたカフェ

そんな彰化駅のすぐ近く...三民路沿いを歩いていると、どことなく懐かしさを感じるかわいいカフェを発見しました。台鉄職員の宿舎だった建物をカフェとしてリノベしたお店だそうです。窓には錆びついた鉄格子、小石を埋め込んで削りだした床や壁...至るところに、昔ながらの素朴な感じが残されていて、時が止まったかのような雰囲気に包まれています。

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温もりを感じる手書きメニューも、このお店の雰囲気にピッタリ。ここでは、コーヒーなどのドリンクメニューの他に、ケーキやソフトクリームなどの手作りスイーツを楽しむことができます。店員さんおすすめは、ミルクをたっぷり使った黒糖珍珠鮮奶(黒糖タピオカミルクティー)だそう。軟らかくモチモチに煮込まれたタピオカには、しっかりとした黒糖味がついていて、濃厚なミルクとよく合います。グビグビと飲んでしまいました。お店にはひとり1杯というミニマムチャージが設定されていますが、この黒糖タピオカミルクティーは1杯に加算されませんのでご注意を。私はテイクアウトでいただきました。

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彰化駅から徒歩数分という駅チカカフェ「端倪生活」。街歩きに疲れた時や電車の待ち時間にも使える、ノスタルジックなカフェでした。

端倪生活

住所:彰化市三民路9號

電話:04-722-4127

営業時間:11:00~21:00

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ロータス

ニーハオ!!2007年より台湾在住! 台湾の老街(ラオジエ)での雑貨散策とB級グルメ食べ歩きが得意。 南国のんびり暮らしのブログを発信中。

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