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日本三秘湯のひとつが青森県十和田市に!谷地温泉で本物の温泉を体感してきました
日本三秘湯と聞いただけでワクワクするのは僕だけではないはず(残りの2箇所はどこなのだろう...?)。そのひとつ谷地温泉(やちおんせん)に行く機会に恵まれましたので行ってきました。
開湯400年の歴史を誇る八甲田山中の一軒宿。施設名も●●旅館とかではなく、そのまま『谷地温泉』。行く前から期待大です。
途中、観光地を巡りながらの到着になったので、宿に着いた時、周囲は真っ暗。
チェックインを済ませ部屋に向かいます。
階段をギシギシと上がると、ぼぉーっと蛍光灯の明かりに照らされた廊下。昔ながらの温泉宿です。
部屋はこぢんまりとまとまった純昭和風(笑)。洗面とトイレは廊下にある共同スタイル。
浴衣、タオルは完備されていますのでご安心を。
谷内温泉の食事
食事は本館1階の食堂にて。予めテーブルに部屋ごとにセットされています。せっかくなので奥入瀬ビール(地ビール)を注文。
セットメニューだけかなぁと思って食を進めていると、名物料理の岩魚の塩焼きが出てきました。
さらに豚のしょうが焼きまで出てきたぁ~。
海鮮つみれ汁もあっさりしていて美味い!
え!揚げたての天ぷらまで出てきた!宿泊代はリーズナブルなのにこの食事内容は大満足!
ごちそうさまでした。
谷内温泉の湯(上の湯/下の湯)
温泉の写真は撮れませんので、現地にお願いし、写真を提供してもらいました。
浴場に入ると2つの浴槽があります。「上の湯」と「下の湯」に区切られています。
<上の湯/写真提供:谷地温泉>
「上の湯」は真っ白に濁った42℃の熱湯。泉質は単純硫黄温泉。
<下の湯/写真提供:谷地温泉>
「下の湯」は霊泉と呼ばれる無色透明の湯。単純温泉だが、蛇口からのかけ流しのお湯ではなく、浴槽直下から湧き上がるまさに源泉。ボコボコと足元からお湯が湧き上がってくるのを体感でき、地球の息吹を感じます。
上の湯と下の湯を交互に入ることで身体はぽかぽか。『本物』の温泉を体感することができました。
谷内温泉の朝食
翌日の朝食。シンプルな内容ですが、野菜あり、豆腐ありで健康的。何よりもご飯が美味いです。
出発時に外観を撮影。山小屋風の木造の建物です。1泊だけでしたが滞在を堪能できました!
※現在の谷地温泉は青い屋根から茶色の屋根に変えて、自然と一体になるようにしているとのこと。
谷地温泉の情報
- 住所:青森県十和田市法量谷地1
- TEL:0176-74-1181
- 公式サイト:谷内温泉
※食事内容は季節および宿泊料金によって異なります
※当記事の情報は2016年10月時点のものです。訪問の際は、必ず事前にご確認ください
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中尾勝
- 旅が大好き!国内海外を問わず飛び回っていますが、海外へは2011年に渡航して以来、出国していません。今は原点に戻り国内を旅しながら日本の良さを体感中。