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ロンドンでキラキラ解禁!コヴェント・ガーデンのクリスマス
毎年この時期のお約束、ジョン・ルイス(英国の有名デパート)のクリスマスCMが今年もテレビで流れ始めました。ということは、今年もクリスマスはもう間近!ロンドンのクリスマス・イルミネーションで押さえておきたいところはいくつもありますが、今回はそのうちのひとつ、コヴェント・ガーデンをチェックしてみました。
巨大なクリスマス・リースがお出迎え
地下鉄コヴェント・ガーデン駅を出て、ジェームズ・ストリートを真っ直ぐに下って行くと、その正面に見えるのが、コヴェント・ガーデン・マーケットの荘厳な石造りの建物です。ここからもう、クリスマス感はすでに満載!巨大なリースと、ツリーたちがお出迎えをしてくれます。
絶好の撮影スポット!シルバーの巨大なトナカイ
マーケットの建物の東側に回ると、今度は銀色に輝くトナカイの像が。台座の部分はそりの形をしたベンチになっていて、次から次へと人がやってきては、ポーズをキメて写真を撮っています。トナカイの像の前から東へ伸びたラッセル・ストリートの先に見えるのは、現在ロンドンで営業している劇場の中で最古の劇場として知られる、ドルリー・レーン劇場です。
建物内のデコレーションはシンプルかつエレガント
こちらはマーケットの建物内、多くのショップが並ぶサウス・ホール。北側のノース・ホール&アップル・マーケット(ハンドクラフト雑貨を扱うマーケット)と統一して、天井に優美な装飾が施されています。サウス、ノース、どちらのホールでも、コーラスや弾き語りに弦楽器の演奏会、はたまたジャグリングなど、何かしらのパフォーマンスに遭遇できることが多いです。
ピアッツァにそびえるクリスマス・ツリー
でも、何と言ってもこの時期の主役は、巨大なクリスマス・ツリー!ツリーがあるのは、マーケットの建物の西側、セント・ポール教会前のピアッツァです。2017年のツリーの点灯式は、11月14日に行われました。先述のドルーリー・レーン劇場で上演中のミュージカル『42nd Street』のキャストによるパフォーマンスに続いて、今年、ツリーに灯をともすスイッチを押したのは、歌手のカイリー・ミノーグ、シャーロット・ティルベリー(ロンドン生まれのメイクアップアーティスト)、そしてクマのパッツィー(Pudsey)。右目に水玉の眼帯をつけた黄色いクマのパッツィーは、イギリスでは誰もが知っているBBCの子供向けチャリティ番組のマスコットで、毎年11月のこの時期には「旬」なキャラクターなのです。
夜景を楽しむには16時以降がベスト!
今年のコヴェント・ガーデンのツリーは高さ16メートル強、そして3万個ものライトを纏っているとのこと。この時期のロンドンは、夕方4時にはもうかなり暗くなっています。イルミネーションを楽しむには、寒さ対策をして4時以降に出かけてみましょう。ただし、写真を撮るのに気をとられ、スリの被害にあうなんてことがないよう、お気をつけください!
コヴェント・ガーデンのクリスマス・イルミネーションは、2018年1月5日(金)まで楽しめます。ロンドンの中心街では他にも、レスター・スクエア、ピカデリー・サーカス、リージェント・ストリート、オックスフォード・ストリート、サウスバンクなどのクリスマス・イルミネーションなどが有名です。
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ハル・リーチ
- 音楽、映画・演劇・TV、サッカーなど、UKカルチャーをこよなく愛す。2001年よりロンドン在住。以来、会社員&ものかき業を継続中。