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極寒をお試しあれ!中国ハルビン旅行 前編
最も北部に位置する黒龍江省の省都である、ハルビンに遥々やって来ました!極寒の真冬を体感☆
歴史的に、ロシアとの繋がりが強く、至る所で異国感ある風景に遭遇するはずです。欧風建築、特に正教が好きな方にはおススメの観光地です。
そして!気温はマイナス三十度を下回るので、防寒対策をきちんとして行きましょう。北海道などでみられる毛皮や防寒靴でないと、この寒さには耐えられないと思います。油断すると寒い!(むしろ、寒すぎて、痛い!)と感じるはずです。手袋や帽子、靴下など本格的なものがたくさん路上でも売られていますので、現地調達してもOK。
寒さに耐えるためにも、まずは腹ごしらえをしましょう。
おすすめの素朴なおかず
「大豊収」と呼ばれるこの食べ物は、中国東北地方の重要な主食です。
豚骨、とうもろこし、じゃがいも、さやえんどう、かぼしゃなどの材料を煮ており、日本人の方も食べやすい味付けでおすすめです。
「鍋包肉」と呼ばれる、東北の代表料理です。強火で、さっと焼いています。酢豚に近いのですが、日本の中華料理での味とはやはり違います。
どちらも30元台の値段設定で、北京や上海の大都市と物価が変わらないように感じるかもしれませんが、かなり量が多いのがハルビンの特徴です。なかなか食べきれませんので、テイクアウトが一般的。
ロシアに来たような錯覚が味わえます
聖ソフィア大聖堂です。ハルビンで一番有名な教会で、高さは53.35メートル。ビザンチン様式の影響が顕著で、ハルビンが「東方のモスクワ」と呼ばれる理由もわかった瞬間でした。
有名な中央大街を歩いてみましょう
中央大街は、帝政ロシアが開発を進め、とても拓けた開発区でした。欧米諸国、日本が介入し、商店や銀行が立ち並ぶ商業地になり、今でもその外観を保存して、いつも人で賑わうショッピング通りとなっています。
全然溶けないんですねー。感心です。こちらは、お酒を飲めるバーとなっており、中の机やイスなどのインテリもすべて氷でできていました。
冬になると、この通りに職人さんがやって来て、氷像をどんどん作っていきます。全国のスポンサーがお金を出し広告としているので、氷像には会社の名前なども一緒に彫られています。
老道外・中華巴洛克歴史文化区域は通な場所?
バロック式建築が、ここハルビンに残されています。
もちろん、ヨーロッパのバロックではなく、中華との融合です。
あえてこのボロボロの有り様を残しているそうです。単に古いというわけでなく、雰囲気のある珍しい遺跡だと思います。
のどごしいいアイス。
アイスもあっさりして美味しい♪寒いのにアイスと思うかもしれませんが、つい食べたくなってしまうこちらのアイス。ぜひお試しください!
長い間は、外で行動できないので、15分ごとに屋内に入って暖まり、何か飲食しては、また外に出るという繰り返しです。1日でこなせる仕事量が少ないので、ハルビンの経済もそこまで発達していかないのも納得できてしまいました。私は貼るカイロを靴の中に貼らないと脚が凍傷になるのではと感じました。
防寒対策としてカイロはお忘れなく!
また後編でお会いしましょう!
後編はコチラ
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現地記者:A
- 一番難しいLet it beをモットーに、 なんとかするなんとかなるを繰り返し、 北京留学生活、すでに6年目突入です!