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シンガポールのローカルライフを見たい人は「チョンバル(Tiong Bahru)」へ!
「買い物や有名な観光地巡りもいいけれど、シンガポール人がどんなふうに暮らしているのかを見てみたい!」という方にお勧めなのがチョンバル(Tiong Bahru)。シティエリアながら外国人とシンガポール人の両方が暮らす場所で、市場やホーカー、リーズナブルな町スパやおしゃれなカフェもたくさんあります。今回はそんなチョンバルで見るシンガポールの日常をご紹介します。
Tiong Bahruはのんびりとした下町
ここはオフィス街のRaffles placeやショッピング街のOrchardなどに比べて建物が低く、静かでのんびりした下町。ラフな服装で自転車をこいでいるおじいちゃん、朝のんびり散歩をする人やお寺に参っている人、家の中の様子が窓の外から見えたりと、シンガポール人の生活をちょっぴり垣間見ることができます。またここにはローカルがたくさん住んでいる分中国語で話しかけられることも多く、他の観光地とは違う気分を味わうことができます。
洗濯物の干し方が不思議
辺りを散策していると目に付くのが、ちょっと変わった洗濯物の干し方。雨の日には、外に干した洗濯物に傘がさしてあることも。
買い物とご飯はTiong Bahru Marketで
週末、新鮮な野菜や魚などを求めてたくさんの人でにぎわうTiong Bahru Market。市場の雰囲気を味わったり日本で見慣れないもの発見したりと、ただブラブラするだけでもおもしろい場所です。
Tiong Bahru Marketの二階はホーカーで、外食が盛んなシンガポールでは朝・昼・晩とみなさんよくホーカーで食事をされています。何も食べなくともコーヒーを飲みながら新聞を読んでいたり、お茶を片手におしゃべりをしていたりと市民の憩いの場でもあります。ここのホーカーは今年改装されたばかりできれい、かつ価格も地元価格。SGD5くらいでチキンライス、麺、お粥、スープなど色んなものを食べることができます。
定番の朝ごはん「カヤトーストとゆで卵(SET A: SGD 2.4)」
とある昼ご飯「海鮮きし麺(Seafood Hor Fun: SGD 4.5)」
とある日の夜ご飯「ローストダックとチャーシューライス(Roasted duck w/Char Siew Rice: SGD 5)」
公園の野外ジム
早朝や夕方によく見かけるのが熱心に運動をしているシンガポール人。たまに野外社交ダンスもあり、飛び入り参加してみるのも面白いかもしれません。
Tiong BahruはChinatownやBugis、Little Indiaなどの主要観光地へもMRTやタクシーでアクセスしやすく、ホテルもOrchardやSomersetなどに比べてリーズナブル。
Tiong Bahru駅まで徒歩圏内のホテルは
HOTEL NOSTALGIA(http://www.hotelnostalgia.com.sg/)、
Link Hotel(http://www.linkhotel.com.sg/)などがお勧めです。
何はなくとも、ただ町中をブラブラするだけで素朴な楽しさが感じられるTiong Bahru。暮らすようにシンガポールを旅してみたい方は、ぜひここまで足を延ばしてみられてはいかがでしょうか。
※編集部註:本記事は2017年12月に公開しましたが、2021年8月に一部修正いたしました。
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にっしー
- 国内外と転々としながら、好きなことをしている関西人。お茶の産地を旅するのがライフワーク。