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クジラに触れ合える日本遺産の町、和歌山の太地町って知ってますか?
こんにちは!鯖太郎と申します。
和歌山県の太地町(たいじちょう)に行ってきました。
この町は平成28年度、文化庁が認定する「日本遺産」に認定されたんです。(新宮市、那智勝浦町、串本町と共に)
地域活性のためにシンポジウムが11月4日(土)に開催されて、料理家の服部幸應先生も講演にお越しになっていました。
江戸時代初期より始まった組織的な捕鯨は、当地の一大産業に発展しました。
「熊野灘における捕鯨文化のストーリー」が日本遺産に認定されたのです。
当時は1頭のクジラを捕まえるのに、500人以上の人々が役割を分担して捕鯨を行ったそうです。
今回、クジラを発見する為の「山見台」といわれる燈明崎(とうみょうざき)と太地町立くじらの博物館を訪れました。
燈明崎は、古い図を元に復元されたものだそうです。
本州最南端エリアの為、太平洋の大海原が広く見渡せます。
ここならクジラも発見できそうです。この日は天気も良く、最高の景色でした。
高台をおりるとくじらの博物館があり、ここではクジラの歴史を学べます。
古式捕鯨に関する展示物やクジラの骨格などがあり、往時の様子を知ることができます。
博物館本館でクジラの歴史を学んだあとは、外に出てイルカ・クジラショーを楽しめます。
残念ながら今回は時間が合わず・・・・ その代わりに餌上げ体験にトライ! イルカやクジラに餌をあげるなんて水族館の職員しかできないと思っていたところ、自分ができると聞いて驚きました。
バケツの中の魚を持つと、クジラがかわいい顔をして寄ってきます。
こんな体験は貴重ですね。
一緒にいた仲間はクジラに水をかけられるなど、そんなハプニングも楽しめます。
ここにいるクジラはコビレゴンドウ、 オキゴンドウ、 ハナゴンドウです。
イルカとちょっと似た感じなので職員さんに聞くと「クジラとイルカは、生物学的には同じなんですよ。」とのことでした。
今年の8月に、「道の駅たいじ」がOPEN。
国道42号線沿いにあり、古式捕鯨のアニメが見れたり、フードコートや直売所もありますので是非訪れてみてください。
余談ですが、太地町の公衆トイレはどこも大変きれいです。
町の方に聞くと町長がおもてなしをするには、まずきれいなトイレが必要という信念の持ち主で、徹底しているとのことでした。
ホスピタリティあふれる町です。世界遺産の熊野から少し足を延ばせば、海の日本遺産が待っています。 和歌山って奥が深いですね。
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鯖太郎
- 神奈川県出身、福山で幼少を過ごし、高松で成長し、福岡に学び、大阪で働く約50歳。 趣味模索して数十年。