ドバイの冬季限定遊園地「グローバル・ヴィレッジ」に行ってみよう！

毎年、冬季の数カ月間だけオープンするドバイの屋外遊園地「Global Village」（グローバル・ヴィレッジ）。世界各国のパビリオンやレストラン、50種類を超えるアトラクション、日替わりのショーが楽しめる野外のテーマパークです。2017年は11月1日から2018年4月7日までオープン期間（2017年10月執筆時）となっており、今年で22回目の開催。昨年遊びに行った様子をもとに、園内の様子をご紹介します。

オープンは11月から来年4月まで！夜間のみの営業で食後に訪れても◎

グローバル・ヴィレッジは会場が野外ということもあって、夏季の4月中旬から10月末まではクローズしています。開園時間は16時から24時まで（曜日によっては25時まで）と夜間のみ。夜遅くまで開いているのでディナー後のお散歩がてら遊びに行っても良さそうです。

エントランスから豪華な佇まい！ファミリー層向けの施設のため駐車場も十分に用意されており、離れた位置に停めるとエントランスまで少し歩く必要があります。グローバル・ヴィレッジの場所はドバイの内陸側にあるので車（タクシー）移動でないとアクセスが難しいでしょう。

入場料は1人Dhs15（約450円※）とドバイの物価と比べてかなり格安です。特に予約しておく必要もありません。まず目の前に見えるのがミニブルジュカリファ（とはいえ大きい！）とビッグベン。続いて、イタリアのピサの斜塔やコロッセオ、フランスのエッフェル塔など各国のモニュメントがずらりと並んでいて、想像以上に本格的なつくりでした。平日の夜にもかかわらず、多くの人でにぎわっています。

余談ですが、エッフェル塔の下にはフランス貴族風のコスプレ写真を撮ってくれる変身写真館があり、現像までに1時間ほどかかるそうなので気になる方は入場後すぐに撮影し帰りがけにピックアップするのがオススメです！

お土産めぐりも食事も一度に楽しめるパビリオン

園内を進むと、世界各国の民芸品やお土産などが購入できるパビリオンが登場します。右から、ヨルダン、ロシア、そしてアメリカと、パッと見ただけでどこの国か分かるような外観がとても印象的でした。ほかにも50を超えるパビリオンがあるそうな。

アジアエリアの一角に日本のパビリオンを発見。中のショップでは日本食材や馴染みのあるお菓子などが並んでいて、外国人観光客が興味津々で物色していました。パビリオンとは別に各国の屋台が立ち並ぶコーナーでは、日本のたこ焼きも売られています。

6個入りでDhs25（約750円※）程度とやはりやや高めです。店員さんはみんな外国の方でしたが、慣れた手つきで器用にたこ焼きを焼いていました。味もかなりレベルが高く、日本で食べるのと遜色がないと感じるほど。

そのほか、フォーやチュロス、トムヤムクン、ケバブなど各国の名物が少しずつ縁日感覚で味わえるのはグローバル・ヴィレッジならではです！

園内は公園のような芝生スペースと特設ステージがあり、毎日日替わりでいろんなイベントやショーを催しているそうです。この日はアフリカの民族舞踊を披露していました。ドバイ観光ではどうしても日焼けや紫外線が気になるので、夜に外遊びできるのもお子さん連れにとっては嬉しいポイントです。

本格的なアトラクションも！観覧車からの景色は絶景

さらに奥に突き進むと遊園地エリアがあり、観覧車やメリーゴーラウンドをはじめ、ゲームセンターや輪投げなどもあり、大人から子どもまで楽しめるアトラクションが盛りだくさん。乗り物に乗るにはチケットが必要で、遊園地エリア内で購入できます（アトラクションによって値段が異なります）。せっかくなので観覧車に乗ってみました。

イルミネーションが綺麗！！！日本の観覧車と違って、2～3周くらい回ってくれました（笑）。カラフルな電飾が華やかで、夜間営業オンリーなのもうなずけます。敷地面積は東京ドーム30個分以上あるといわれるだけあって、とにかく広いのが上から見ると分かりますね。

毎年、出店するパビリオンや屋台、ショーの内容などが変わるそうなので今回取り上げたものが今年はなくなってしまっている可能性もありますが、ざっくりとした園内のイメージは掴めたかと思います。11月以降のドバイ旅行をご検討の方は、ワンコイン以下の入場料で満足度の高いグローバル・ヴィレッジにぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。