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アメリカ/ハッピーアワーを利用して、リーズナブルにお酒を楽しもう
酒飲みに嬉しいお得なシステム
アメリカのバーやパブ、レストランでは、ハッピーアワーの時間帯を設けているお店が沢山あります。ハッピーアワーというのは、お客さんが少ない時間帯の客寄せを目的としたもので、その時間帯だけ2杯目の飲み物が無料になったり、飲み物代が半額または割引になったりと、お得にお酒が飲めるサービスタイムです。週末を除く平日の、午後4時か5時から混雑が始まる午後7時までというのが一般的ですが、お店によってサービス内容や時間帯が違います。レストランの場合、テーブル席を除いたバーの席だけでハッピーアワーをやっている店がほとんどです。ハッピーアワーをやっているバーエリアは、会社帰りに同僚と一杯飲んで帰ろうといったビジネスマンなどで混雑します。
このお店では、平日に限らず、毎日、ハッピーアワーをやっているようです。ワイン、ビール、シェリー、ベルモットなどのお酒やホットドッグが5ドル。
ここのハッピーアワーは、フィッシュ・タコスが2ドル、オイスターが半ダースで6ドル、セビーチェが6ドル、スペインの小さなバゲットのサンドイッチ、モンタディトが7ドル、ビールとサングリアが5ドルです。
こちらのお店は5時から7時までがハッピーアワー。オイスターが1ドル、生ビールが3ドル、ワインとサングリアが3ドル、フィリピン産のビールが6ドル、カクテルが8ドル。
こちらのハッピーアワーは、なんと水曜から土曜の午後5時から午後9時まで。ほとんどがハッピーアワーのようで、ビールが5ドル、ワインが6ドル、カクテルが7ドルとなります。水曜はライブミュージックをやっていて、なんと一晩中、ハッピーアワー。週のちょうど真ん中にあたり飲食店が暇になる"魔の水曜日"への対応策のようですね。日曜から火曜は、このお店のオリジナルでしょうか、お店の名前がついたビールがなんと3ドルです。
普通のレストランには入りにくいと思っている1人旅の旅行者や、夜はあまりガッツリ食べないという人なら、ハッピーアワーのお得な飲み物と軽食だけで、晩御飯が済ませられますね。
ハッピーアワーのオイスターで贅沢気分
ニューヨークには、ハッピーアワーにオイスターを1ドルで出すお店が多いのですが、以前は1ドルのオイスターなんて食べたら、お腹を壊してしまいそうなイメージがあって避けていました。しかし、評判の良いシーフードレストランでハッピーアワーのオイスターを試してみると結構いけたので、ちゃんとしたレストランでならたまに食べるようになりました。オイスター1ダースに、貝を1ダース。この大きなプレート全部でなんと24ドル。ものすごく豪華なのに、超リーズナブルでとっても美味しいですよ。この日は、ハッピーアワー終了時間直前に、もう1プレート同じものを追加してしまいました。
外に看板が出ていなくても、ハッピーアワーの時間を設けているお店は沢山あります。注文の際に、バーテンダーに確認してみましょう。英語で話しかけるのは勇気がいるという人は、ハッピーアワーの看板を出しているお店に、看板で内容を確認してから行きましょう。
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ナツコ・H
- 世界で活躍するジャズ奏者の夫のマネージメント、CD収録曲の作曲を手がける。NYの日系新聞でニュース記事執筆中。法律翻訳家。93年よりNY在住。