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岡山の景勝地「奥津渓」で、自然の造形美と紅葉の色彩に圧倒される
もう少しで紅葉の季節がやってきます。全国に紅葉の名所はたくさんありますが、紅葉とともに自然の造形美も楽しめるとなると数が限られてくるのではないでしょうか。
岡山県の奥津渓(おくつけい)は、紅葉はもちろん自然美も楽しめる名勝地です。中国道院庄ICから車で約25分、奥津温泉の下流3kmにあります。
奥津渓は、花崗岩の柱状節理と浸蝕によって形作られた自然の芸術作品といえる場所。川床の岩盤にできた10数個の甌穴(おうけつ)群は、全国でも類を見ない希少なもので、「東洋一の甌穴」と称されることもあります。
甌穴は50万年前に形成されたとされ、最大級のもので直径5m、深さ3mにもなります。なお、甌穴とは水流などにより川底にできる丸い穴のことを指します。
ただでさえ圧巻の景色が楽しめる奥津渓に、紅葉の美しさがプラスされれば、まさに鬼に金棒。
奥津渓の木々は例年10月下旬に色づき始めます。見頃は11月上旬~11月中旬。今年はどうでしょうか。楽しみです。
水辺の紅葉は色が冴えているような気がします。「目の覚めるような」という表現がピッタリの美しさです。
遊歩道が整備されていて、紅葉と渓谷を同時に楽しめます。
10月下旬からもみじ祭りが開催される他、10月28日~11月12日には紅葉のライトアップも実施予定。毎年10万人もの観光客が訪れるため、今年もかなり混み合うことが予想されます。車やバイクの通行禁止など、交通制限がかかりますので、訪れる前に事前の情報収集はしっかり行っておきましょう。
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日曜日の侍
- 愛用のリュックとともに国内・海外問わず練り歩きます。自慢は各地で集めたおもしろTシャツコレクション。