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国が変わればスタイルも違う バリ島の結婚式に潜入
スラマッシアーン、皆さんこんにちは!今回はバリ島の結婚式の模様をお届けします。
目次
バリヒンドゥー式の結婚式
まずバリ島の結婚式と一言で言っても、宗教の違いで結婚式のスタイルが全く違います。
今回はバリ島で一番多い宗教バリヒンドゥーの結婚式に行って来ました。
宗教行事に一番お金をかけるバリヒンドゥー教。結婚式にかける費用も並大抵ではありません。平均月収が3万円程なのに、結婚式にかかる平均予算はなんと60万円だそうです。
入口から煌びやか
通常は新郎側の実家で結婚式を行います。私が行ったこの日は日本で言う披露宴のような感じです。
この前日にはお坊さんを呼んで神聖な儀式が行われたとのことです。その儀式も以前違う方の結婚式で見たことがありますが、ちょっと意味不明で本当に何処かの民族儀式を見ているような感じで面白いものでした。
ちなみに結婚式に着ていく服は、インドネシアの伝統衣装のクバヤというものです。
このクバヤは既製品もありますが、好きな生地を自分で選び採寸してもらい、オーダーメイドで作るのが一般的です。
バリのお祭りや寺院に行く時にもこのクバヤを着ます。結婚式では派手な色や柄がOKで、お葬式は黒や紫などの暗い色、お寺に行く時は白か黄色と決められています。詳しいクバヤ事情についてはまたの機会にお話ししますね。
結婚式の順序
まず入口で記帳をし、ご祝儀を渡します。これは日本と同じですね。
ご祝儀の相場は50,000ルピア(約500円)で、受け付けで封筒に入れて渡します。
受付にはバリ伝統のお菓子や飲み物があるので、好きな物を選んでいただきます。
新郎新婦やご家族に挨拶
この時点で新郎新婦が居れば、挨拶をしたり記念撮影をしたりします。
時々、まだ準備ができていなくて、新郎新婦が不在なんていうこともあります。のんびりなバリ島らしいですね。
そんな時は受付でもらったお菓子を食べながら雑談タイム。
しばしのんびり過ごす
実はこののんびりな時間が日本人にとって一番苦痛なのです。
周りは知らないバリ人だらけで、インドネシア語ならまだしもバリ人同士はバリ語で会話をするのでチンプンカンプンです。
そんな時は会場内を散策に限ります。
最近の結婚式はどんどん派手になってきているそうで、見るからにお金がかかってるな~という感じです。
前撮りで何着も衣装を替えてみたり、素敵な写真が飾ってあったりしました。
バリ島の伝統楽器を演奏する人達もいました。
お待ちかねのランチタイム
食事の準備ができたようです。
結婚式には必ず食事が付いています。インドネシア料理がビュッフェスタイルで並べられ、好きな物を好きなだけいただきます。
最後に
一連の流れはこんな感じです。食事が済んだら帰ってもOK!
最後に新郎新婦と一緒に記念撮影をしました。
バリヒンドゥーの結婚式いかがでしたか?もし知り合いのバリ人の結婚式にお呼ばれされたら、ぜひクバヤを着て参加してみてくださいね。
それではまたお会いしましょう、サンパイジュンパー!
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