イタリア・ガルダ湖畔の街マルチェージネ

9月も半ばを過ぎ、まだ半日登園ではありますが娘の幼稚園も始まって、すっかり通常の生活が戻ってきたイタリア。今日は、今年の夏の思い出を振り返って、バカンスで訪れたガルダ湖の街をご紹介したいと思います。

ガルダ湖はイタリア最大の湖

ガルダ湖はヴェローナ県・トレント県・ブレシア県にまたがる、北イタリアの観光名所です。温暖な気候で湖水は澄んで美しく、北イタリアならではのダイナミックな山景色も同時に楽しむことができる風光明媚な場所で、夏季シーズンともなれば世界中から観光客が集まります。 私たち家族は2015年から毎年夏のバカンスをガルダ湖で過ごしています。ファミリー向け施設が充実していて、幼い子供連れでもストレスフリーな休暇を過ごすことができるからです。

南北に52kmという湖の大きさもさることながら、周囲の街など見どころが多い地域なので、3年越しでゆっくりと見て回っていても飽きるということがありません。毎年同じアパートを借りて、そこを拠点に少しずつ新しい街やスポットを観光して、ガルダ湖周辺を堪能しています。

宿泊先のペスキエーラ・デル・ガルダへ

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私たちが泊まるアパートがあるペスキエーラ・デル・ガルダは、ガルダ湖最南の街。そこからだと湖北部まで足を伸ばすのは時間的制約から難しいのですが、今年はバスを使ってヴェネト州のMalcesine(マルチェージネ)という街まで観光に行って来ました。 ガルダ湖畔の街はどこもそうですが、規模は小さいながらも古い歴史を持つ可愛らしい街並みです。バスを降りて湖方向へ。

細い路地がクネクネと伸びて、すぐに街の中心街へとたどり着きました

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小さな港にヨットが並び、湖面がキラキラと輝いています。マルチェージネからは対岸の街リモーネへの船が出ていて、20分ほどで対岸に着くようです。その名の通りレモンの産地だというリモーネには、前々から行ってみたいと思っているのですが、この日は日帰りだったので断念。

まずはマルチェージネを散策することに

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ショッピングを楽しみながらブラブラしていくと、ビーチに続くらしき坂道に遭遇しました。肌を露出して歩く人々の流れで、あぁきっとこの先に泳げる場所があるのだなとわかります。

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坂道を下って行った先には、こんな絶景が広がっていました。湖水は深い青と緑を混ぜたような、鮮やかな色彩をしています。水が透き通って水底がハッキリと見えるのが、写真からも伝わるでしょうか?魚達が泳ぐ様子も見え、多くの人達が湖水浴を楽しんでいました。

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ランチは、パッと見つけた小さな庭のあるレストランでキノコたっぷりのニョッキを食べました。山の幸ですが、暑い夏の日だったので涼やかに冷たい白ワインを添えて。夏季シーズンのガルダ湖はどこも観光客でいっぱいではありますが、どの店に入っても食べ物が美味しいのもイタリア料理ファンには嬉しいポイント。オリーブオイルの産地でもあるので、土産物店にも様々な農家のオリーブオイルが並びます。

こちらは街のシンボルでもあるスカリジェロ城

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お城の近くを歩いていると、ここは城下町なのだなと実感します。時間がなくてスルーしてしまいましたが、もちろんお城の中も観光することができますよ。マルチェージネは他にも、すぐ背後のバルド山にロープウェイが出ていることでも有名です。バルド山は標高1,748m。夏はハイキング、冬はスキーと、アウトドア派に最適なスポットです。 時間の制約があったので、この日のマルチェージネ観光はここまで。次回は是非もっとゆっくり時間を取って、バルド山やお城にも行ってみたいと思います。

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佐藤 モカ

イタリア・フィレンツェ在住。作家、フリーライター、マーケティング各種リサーチやコーディネートなど。2013年女児出産、現在育児奮闘中。

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