最近人気の秘境"一之釜"は想像以上に素敵なところだった

今 "一之釜(いちのかま)"って場所が人気なんだって?

一之釜ってなに?

滝?

聞いたことないな、どこよ?

山梨?ガイドブックにも出てないぞ

ま、いいや、とりあえず行ってみよう

・・・ってなわけで行ってきました「一之釜」

2017年9月のある晴れた日

JR新宿駅から特急あずさ(又はかいじ)約1時間半で山梨市駅下車。

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ここから市営バスで約45分揺られ「川浦」というバス停で降ります。 途中、ぶどう畑が広がるかなりローカルな道を上っていきます。 バスの運ちゃんに 「一之釜に行きたいんですけど、川浦バス停で降りればいいですか?」 と聞いたら運ちゃん、一之釜を知らなかった。 お~秘境っぽくていい感じだぞ~

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バス停から笛吹川(ふえふきがわ)に下りていくと鉄橋があります。

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橋を渡って左へ。里の道を10分くらい歩くと 「名瀑一之釜入口」の看板が見えてきます。

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手作りの案内板が秘境気分を高めてくれます。

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そこから更に川に下りていきます。崩れた道が補修されていました。

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ちょっと山道を下るような雰囲気です。 雨の後は滑らないように気をつけないと。

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吊り橋が見えてきます。

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吊り橋の高さは10メートルくらいかな? それほど揺れませんが、高所恐怖症気味の私は下を凝視できなかった(笑)

左に女滝が見えます。

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右には釜沢滝が見えます。

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樹木に遮られていて見えにくいですが、落差約50メートルのなかなか立派な滝です。

吊り橋を渡りきって岩場を進むと一番奥に鎮座するその滝が・・・

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これが一之釜(男滝)です。

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左側の岩見てください。武士が滝に向かって矢を射っているように見えませんか?

う~ん、静止画では感動が伝わらないなあ~

では動画をどうぞ!

私が想像していたよりずっと素敵な場所でした。場所としては川沿いですが、高さ20メートル超えの岩の壁にすっぽり囲まれているような感じです。

それが大きな釜のような形状になり、そこに3つの滝が落ちているんです。水しぶきが飛び散って、爆音が轟きます。

岩の壁でできた大きなお釜の中にマイナスイオンが充満していて、その中に自分が入っているような感覚です。

その場所に私は1時間以上いたでしょうか。 持ってきたおにぎりをほおばり、何も考えることなくぼーっとその空間に身をゆだねていました。 ひんやりとした爽やかな風が身体をすり抜けていきます。マイナスイオンに包まれて、都会でせかせかしてささくれだった身も心も洗い流されたような、 安らかで落ちついた心地よい気持ちになりました。

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水のきれいだったこと!

帰り道、市役所の支局があったので立ち寄りました。 ここは今は山梨市ですが、もともとは三富村という地域だったそうです。 一之釜の観光案内はあるかと聞いたところ、簡単な地図に「一之釜」の名前の記載があるだけで、 ガイドブック等はないそうです。

う~ん、ますます秘境っぽい。

だがしかし!写真や動画では素晴らしさは半分も伝わらないようです。

ぜひあなたもマイナスイオンが充満した大きなお釜の中に実際に入って感じてみてください。

ちなみに近くにはトイレも売店も何もありません。

個人(マイカー)で行く場合、「名瀑一之釜」の看板の脇に2台程度停められるスペースがあるだけです。ご注意ください。

名瀑"一之釜"はわざわざ行く価値アリですヨ

ぜひどうぞ!

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シンジーノ

3人娘の父で、最近は山歩きにハマっているシンジーノです。私は「お客さまが”笑顔”で買いに来られる商品」を扱う仕事がしたいと思い、旅行会社に入って二十数年。今はその経験を元にできるだけ多くの人に旅の魅力を伝えたいと“たびこふれ”の編集局にいます。旅はカタチには残りませんが、生涯忘れられない宝物を心の中に残してくれます。このブログを通じて、人生を豊かに彩るパワーを秘めた旅の素晴らしさをお伝えしていきたいと思います。

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