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3日間あれば行ける!カンクン発、ユカタン半島おススメ観光スポット
皆さん旅のコースはどのように決めていますか?限られた日程の中で初めての場所を訪れるのなら一番重要な観光スポットを見逃したくないものです。ではメキシコ、ユカタン半島を旅行する際に逃したくないおススメ観光スポットを4つご紹介しましょう。
■プラヤ・デル・カルメン
カンクンからADOバスで、約50分で行けるのがモダンでお洒落、今メキシコで一番ホットなリゾート先として知られているプラヤ・デル・カルメン(以下プラヤ)です。カンクン国際空港、またはカンクン市内のADOバスターミナルを出発したバスはプラヤの中心であるアベニダ・キンタ(Av.5Ta)のバスターミナルに到着します。
キンタはプラヤの一番の観光スポット。何キロにもわたり、ブティック、お土産屋、カフェ、レストラン、バー、プラザなどが続きます。カンクンはホテルゾーンから市の中心部である、セントラルへの移動が不便なことが難点。でも、プラヤだったらキンタをまっすぐ歩いていればOK!カリブ海からキンタまではたったの2ブロック。徒歩約2分の距離もとっても嬉しい点です。また、ナイトライフも充実していて、クラブ通りとして有名な12番通り(Calle12)には大きなクラブやバーが並んでいるので、クラブ好きの方はラテンなナイトライフも体験することができます。
更に規模は小さいものの、天然の泉であるセノテも車で15分以内の距離にいくつかあるのでそちらも魅力の1つ!カンクンを朝出れば日帰りで観光を楽しめますが、ナイトライフを楽しみたい方は1日プラヤに泊まってもよいかもしれません。
■トゥルム遺跡
カンクンから同じようにバス1本で行けるのが、マヤ遺跡の1つである「トゥルム遺跡」です。カンクンからはバスで約2時間。マヤ遺跡はビーチ沿いに位置しますので、遺跡から階段でビーチに下りることもできます。トゥルムのビーチは透明度がとても高く、キレイなことで地元っ子にも有名です。
遺跡を見た後はカリブ海でひと泳ぎも良いかもしれません。トゥルムの町は10年ほど前はビジネスが殆どなく少し不便でしたが、今では銀行、コンビニ、スーパーの他にレストランやお土産屋の数もかなり増えました。それでもカンクンやプラヤと違いとても静かな雰囲気を残していますので、遺跡とビーチの後は町でゆったりと食事もよいでしょう。
■グランセノテ
トゥルムまで来て、見逃しては行けないのがトゥルムの町から約10分で行ける規模の大きなセノテ「グランセノテ」(Gran Cenote)です。このセノテには、毎年洞窟の中をダイビングするケイブダイビングを楽しみに世界中から多くのダイバーがやってきます。
ダイビングができなくても、神秘的で壮大な鍾乳洞を見ながら透明で水中深くまで見ることのできるセノテでスノーケリングを十分楽しめ、セノテは世界中でもこのユカタンの地でしか見られないので、かなり行く価値ありのスポットです。詳細はグランセノテのホームページでご確認ください。
■チェ・チェン・イッツア
メキシコ、ユカタン半島まで来たら絶対に行きたいのが、トゥルムと同じくマヤ遺跡の1つでもあり、マヤ文明の都市の中でも最大の都市の1つであった「チェ・チェン・イッツア遺跡」。この遺跡はユネスコの世界遺産にも登録されています。チェ・チェン・イッツアとはマヤ語で「イッツアの泉の入り口」という意味。
この遺跡の一番の特徴は他の遺跡のようにピラミッドや宮殿、マヤ人がゲームを楽しんだとされる「ボールコート」があるだけでなく、2つのセノテがあること。そのうちの1つは「神聖なセノテ」と呼ばれ、このセノテでは昔マヤ人がマヤの神様に人をいけにえに捧げていたとされ、実際にセノテから人間の骨格や衣服なども見つかっています。このセノテもカンクンからはバスで約2時間で行けるし、ガイド付きのツアーも多くのホテルで予約できるので是非確認してみてください。
チェ・チェン・イッツアまでもカンクンから日帰りが可能です。もう少しスケジュールに余裕のある人は、遺跡の後にコロニアル時代の建築の残るユカタン州の美しい都市メリダまで訪れてもよいでしょう。では、ユカタン半島、カリブ海周辺にご旅行の際はこれらのおススメ観光地、是非お見逃しなく!
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Yu Larraz
- 2009年よりメキシコ在住。カリブ海のキレイな町で英語教師、日本語教師の傍らWebライターとしても活動中。