ポーランド西部、シロンスク地方の中心都市Wrocław（ヴロツワフ）は美しい街並み、小人の住む街として知られていますが、ポーランド一有名な動物園も外せない観光スポットです！

ヴロツワフ動物園ってどんなところ？

Wrocław Zoo（ヴロツワフ動物園）は1865年に設立されたポーランド最古の動物園で、33ヘクタールの広大な敷地に、約1,100種、10,000以上の動物が飼育されている、ポーランド最大の動物園です。

一番人気はAfrykarium（アフリカリウム）

2014年10月にオープンした水族館やアフリカの動物を見ることができるAfrykarium（アフリカリウム）は、休日には長蛇の列ができることも！開園直後、一番最初に見るのがおすすめ。

水族館エリアには18メートルのトンネル水槽もあり、ダイナミックで美しい魚の群れを見ることができます。

地下で見た水槽の上にはカバと鳥たちが住んでいたり、5つのセクションに分けられた館内ではマナティやペンギン、アシカなどもいます。

ポーランドならではの動物も

絶滅の危機にあったŻubr（ジュブル）と呼ばれるヨーロッパバイソンは暑さのせいか、少々お疲れ気味...

広い敷地の中で動物たちは檻ではなく、自然に近い環境で生活しています。猿とヤマネコなどがおり、歩道をはさんだ反対側にはなんと熊も。

キリン、シマウマ、ダチョウ（ここからは世界遺産の百周年記念ホールがよく見えます！）

動物園をもっと楽しむために！

広い園内を歩いて回るのは大人でも大変。動物園が大好きなこども達も、あまりの広さに疲れてしまうでしょう。そこで、便利なのがこのワゴン！4月～9月までの間、メインエントランスから入園してすぐの所で借りられます（10PLN）

この様にワゴンをひっぱって移動します。荷物も置けて何かと便利。アフリカリウム、爬虫類や蝶などの室内展示はワゴンで入ることができないため、外に置いておかなくてはいけないのですが、その間盗難に遭うこともあるので要注意！

動物園の地図は、自動販売機で有料（3PLN）！園内にいくつも看板がありますし、モバイルMAPもあるので、わざわざ買う必要はないかもしれませんが、午後には売り切れていました！

いろいろな動物のエサやりショーや、乗馬体験、ふれあい動物コーナーではヤギ、羊、子豚、うさぎなどにエサ（1PLN）をあげることができます。

アスレチック（有料）や公園もあり、レストランや飲食スペースもあるので丸一日楽しめます！

入場料は大人45PLN、こども35PLN、学生40PLN、家族チケット(大人2人、こども3人まで）150PLN（その他グループ割引、年間パスポート等料金設定あり。3歳未満、75歳以上無料）と、クラクフ(18PLN)やワルシャワ(15-26PLN)の動物園と比べると割高ですが、見ごたえたっぷり。チケット売り場は混みあう場合があるので、Eチケットだとスムーズに入園できます。

また、メインエントランスの反対側、オドラ川沿いにも"BRAMA JAPOŃSKA"（日本の門）という入口があるので、船で来ることも可能。

小人の街なので、動物園でも小人が働いています！どこにいるか是非探してみてください。

ヴロツワフ動物園情報

名前：Wrocław Zoo

住所：Wróblewskiego 1-5, 51-618 Wrocław

（トラム1,2,4,10でHala StuleciaかZOOで下車）

公式サイト：http://zoo.wroclaw.pl/