ポーランドの餃子「ピエロギ」を食べ比べ!クラクフで毎年8月に開催される「ピエロギ祭り」へ行ってみよう!

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毎年8月にクラクフで行われる「ピエロギ祭り」

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毎年8月にポーランド南部の街クラクフの「マウィ リネック(Mały Rynek)」(聖マリア教会裏の広場)で開催される「フェスティバル ピエログフ(Festiwal Pierogów)」。15回目の今年は8月11日から15日の5日間開催されました。いろいろなお店のピエロギが食べ比べられるとあって、連日大盛況!審査員、一般市民から毎年それぞれベスト・ピエロギ店が決定します。

ポーランドの国民食「ピエロギ(Pierogi)」とは?

ピエロギ(Pierogi)はポーランドの餃子。見た目は日本の餃子と似ていますが、皮が厚くモチモチした食感で、少し大きめ。少量でもお腹いっぱいになります。中身は肉、マッシュポテトとカッテージチーズ、ザワークラウトときのこ、ほうれん草、蕎麦の実など、デザート系ではイチゴ、チェリー、ラズベリーなどフルーツが入ったものもありバラエティに富んでいます!茹でたもの、茹でた後焼いたものが定番で、炒めた玉ねぎ、ベーコンや、サワークリームなどをかけて食べます。家庭料理なので各家庭オリジナルの味がありますが、レストランやピエロギ専門店などで手軽に食べることができるポーランドの代表料理の一つです。

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こちらのお店の餃子(茹で)は15種類。季節限定の味もあります。

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こちらのお店は揚げピエロギも販売。

いろいろなピエロギを食べ比べ!

このイベントでは、ピエロギ1個1.5PLN~(約45円/2018年6月現在)で販売されます。いろいろなお店の異なる味のピエロギを一度にたくさん食べ比べることができるのは、このイベント最大の魅力。定番のものから、季節限定、メキシカンやイタリアン、アジア風など各店趣向を凝らした自慢の味が並びます!屋台はお店のイメージに合わせてデコレーションされ、伝統衣装風のスタイルで接客するところもあります。ほとんどのお店でサワークリーム、砂糖、ハーブ、オリジナルソースなどのトッピングはセルフサービスになっています。

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一軒目は「ファンタジエ ピエログフ(Fantazje Pierogów)」で、カボチャ、ネトル、ビーツ、アンズタケ、ラズベリー、ココナツの6種類。各1.5PLN(約45円/2018年6月現在)。ピクルスはトッピングサービスに含まれ無料。

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カボチャやビーツのピエロギは皮にも練りこんであり、とてもカラフル。ネトルとアンズタケのピエロギはハーブたっぷり。ラズベリーとココナツのピエロギは砂糖とサワークリームをかけ忘れ、素材の素朴な甘さのみ。

二軒目は「ポルスキェ スマキ(Polskie smaki)」では、定番の味をいくつか選んでみました。マッシュポテトとカッテージチーズ、ザワークラウトときのこ、豚挽き肉、牛ひき肉の4種類。各2PLNであらかじめ玉ねぎ炒めがトッピングされています。

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お肉のピエロギの定番は豚肉なので、牛肉のピエロギは珍しく、おいしい!レストランで食べると、同じ味を8~10個食べるので途中で飽きてしまいますが、違う味だとまだまだ食べることができそう。

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イベント会場には、ピエロギだけでなく、山岳地方のチーズ、お菓子、ビールなどアルコールを提供する店も出店しているので、飲食スペースでピエロギと共に楽しむことができます。ステージでは歌や楽器の演奏などもありとても賑やか。8月にクラクフを訪れる際は是非足を運んでみてください。

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EliilE

結婚を機に2010年よりポーランド、クラクフ在住。文化の違いや言葉の壁にぶつかりながらも子育奮闘中!
趣味はカフェ巡りと旅行。まだまだ知られていないポーランドの魅力をお伝えします!

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