あの「世界で最も美味しい食べ物」をロサンゼルスのオシャレなお店で

ロサンゼルスは、人種のるつぼ。移民で成り立っていると言っても過言ではないほど、他の国から移民がとにかくたくさんいます。そんな中に住むメリットは、海外旅行をしているかのように、各国の料理にとても簡単に出会えること。また一つ、素敵なタイ料理レストランを見つけたので、早速行ってみることにしました。

とてもモダンでおしゃれなレストラン。パティオ席もたっぷりあります。

早速テーブルに案内されて、メニューを選ぶことに。タイフードというと、イエローカレーやパッタイなどが真っ先に思いつくと思いますが、「世界で最も美味しい食べ物50種」の一つに選ばれたことのあるお料理があるのは、実はあまり知られていないと思います。

そんなお料理は、食べてみないわけにいきません。しかも、このお料理をメニューに置くお店はあまりなく、見つけるのはなかなか大変だとのこと。そんな注目のお料理が同店にはあるとのことで、注文してみることにしました。そのお料理の名前は、「マッサマンカレー」。

まず運ばれてきたのは、アパタイザーとしてスープとサラダ。スープはもちろん「トムヤンクン」です。個人的にトムヤンクンは大好きなので、タイフードレストランに行くと必ず注文するメニューの一つ。これが、どのメニューを頼んでもサイドとしてついてくるので、とってもお得です。

さて次はとうとう、「世界で最も美味しい食べ物」に選ばれたカレーが運ばれてきました。実はこのカレー、本国タイではあまり馴染みのないお料理だとのこと。宮廷料理として親しまれていたという逸話や、タイの中でも南部で、しかもイスラム教徒の人たちが食べるお料理だったと言われています。そんなこともあり、タイ人でも食べたことも、聞いたこともないという人はたくさんいるとのお話です。

さて、お味のほどはいかに。カレーというのは、そもそも辛いものと決めつけていたのですが、タイ特有のココナッツミルクがたっぷり入っているので、かなりまろやか。むしろ辛さは全く感じないほどです。でもさすが、世界で最も美味しいなどと言われただけあり、美味しい！コトコトと煮込まれたであろうお肉が柔らかく、野菜にもたっぷり旨味が詰まっています。日本では考えられないほどの量が盛り付けられてくるのですが、思わずぺろっと平らげてしまいました。これは、リピート決定です。