ドイツの大都市、ハノーファーで観光を楽しむ!


ハノーファーとい都市名を聞いたことはあるでしょうか。それはドイツ中部にある大都市で、ベルリンからはドイツ版新幹線ICEで約2時間ほどで訪れることができます。そのためベルリンから日帰りで訪れられる数少ないの大都市の一つです。そんなハノーファーですが、いくつかの見どころがあります。

今回は5つのお勧めのスポットをご紹介

1、ヘレンハウゼン王宮庭園

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ハノーファーの最も有名な観光地はヘレンハウゼン王宮庭園でしょう。それは広大な敷地に美しく整備されたバロック庭園です。17世紀に王妃によって今の形に形づくられたもので、今も当時の王侯貴族の栄華を伝えてくれます。庭園の大部分は堀によって囲まれており、美しい並木道が続いています。その内部は木の垣根によって区切られ、バラ庭園や噴水、そして彫像など様々なものが美しく配置されています。とても広大ですが、その素晴らしいデザインは見ることを飽きさせません。ここでは素晴らしい自然や庭の造形美を楽しむことができるでしょう。

2、エギディエン教会

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ハノーファーは日本にゆかりのある都市です。なぜなら広島と姉妹提携を結んでいるからです。2つの都市は同じような歴史を持っており、広島市は原爆によって、ハーノーファーは空爆によって大きく街を破壊されました。広島には原爆ドームがあり、戦争の悲劇を今に伝えていますが、ハーノーファーにも同じように空襲で破壊されたエギディエン教会が街の悲劇を今に伝えています。こちらの教会には日本から送られた平和の鐘が吊るされ、広島に原子爆弾が投下された日には追悼のイベントも行われています。振り返らなければいけない歴史を考える意味でも、ぜひ訪れたい場所です。

3、マッシュ湖

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ハノーファーの街の中心にはマッシュ湖と呼ばれる湖が広がっています。実はこちらの湖は自然のものでなく人工的なもの。第二次世界大戦前に失業者対策や治水対策として造られたものです。街の中心にあることもあって訪れやすく、夏には周辺に多くの屋台が並び、華やかな雰囲気を漂わせています。気軽に訪れることができるので、散歩がてら訪れてみてはどうでしょうか。そして屋台で食事や飲み物を買って、水辺の雰囲気を楽しんでみてください。

4、 AWDアレーナ

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ハノーファーの名前をサッカーで知った人は少なくないかもしれません。なぜなら、この街に拠点を構えるサッカーチーム、ハノーファー96が話題となっていたからです。数年前には同時に3人もの日本人選手が所属しており、日本人の割合が高いチームでした。残念ながらチームは2部リーグに降格して、日本人選手もいなくなってしまいました。ですが2017シーズンから1部リーグに返り咲いています。試合会場となるスタジアムはマッシュ湖のすぐ隣にあり、交通アクセスが便利。ぜひハノーファーのホームスタジアムとなっているAWDアレーナで本場のサッカーを観戦してみてはどうでしょうか。

5、シュプレンゲル美術館

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ハノーファーに訪れたら、是非訪れてほしいのは美術館です。マッシュ湖のほとりにあるシュプレンゲル美術館では近代から現代までの多くの素晴らしい作品が展示されています。近代のアーティストではマルク・シャガールやパウル・クレーなど日本でも人気のある巨匠の作品が所蔵されています。また現代美術では光のアーティストとして知られているジェームズ・タレルの作品が展示されています。規模も大きく、多くの名品が展示されているので、美術好きの人はぜひ訪れてみてください。

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K.Hayashi

大学卒業後に渡独。フリーランスライターとしてドイツの文化について多くの記事を執筆中。

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