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スーパーマーケットで探す、バラマキ土産
旅行といえば、お土産は欠かせないですよね。アテネではプラカ地区やモナスティラキ周辺にお土産もの屋さんがいっぱい集まっていて買い物に便利ですが、バラマキ土産にぴったりなお菓子などはスーパーマーケットで買うのが、ものによってはお値段も手ごろだったりでおすすめです。今回はその一部をご紹介しますので、お土産ショッピングの参考にしてみて下さい。
定番中の定番は、やっぱりお菓子!
バラマキ土産の定番はなんと言ってもお菓子。重量が軽いものが多いのも嬉しい。画像は手前から、パステリと呼ばれるごまのお菓子、パパドプロスのビスケット、ヴィオランダのビスケットです。パステリは、ごまを蜂蜜で固めたもので、ギリシャの伝統的なお菓子。クリスピーなタイプと柔らかいタイプがあります。また、ごまのお菓子ではごまペーストで作られたサクサク食感のヌガーのようなハルヴァもミニサイズがありお土産向きです。
ヴィオランダのクッキーは私の個人的なお気に入りなんですが、このヘーゼルナッツクリーム入りのをぜひ。生地とクリームの境い目の絶妙なパリパリ感が癖になります。また、スーパーではあまり見かけない気がしますが、同メーカーのピーナッツバター入りクッキーも美味しいので、キオスクなどで探してみて下さい。
パパドプロスのビスケットは、中身もかわいい!
パパドプロスは、お菓子やクラッカーなどの大手メーカー。ギリシャ人にとっては子供の頃から慣れ親しんでいる味です。画像はクリームサンドビスケットですが、スタンダードなバニラクリームやチョコクリームの他、フルーツフレーバーもいろいろあります。形がとても可愛く、パパドプルーとギリシャ文字で刻印されているのもポイント高し!甘いお菓子以外に、ギリシャらしいフレーバーのクラッカーやブレッドスティックもおすすめです。
ギリシャで最も親しまれているチョコレートは?
お菓子カテゴリでは、もちろんチョコレートもはずせません。ギリシャの2大メーカーといえば、イオンとパヴリディス。画像は、イオンのアーモンドチョコとパヴリディスのダークチョコ。アーモンドチョコは、桜の花?と日本人なら思わず反応してしまいますよね(似てますがアーモンドの花です)。ダークチョコの方は、アテネのアクロポリスが描かれているのも嬉しい。昔から変わらないクラシックなパッケージデザインで、お土産にも人気です。袋入りのミニサイズから、食べ応えのある大きなサイズまで各種揃っていますよ。ギリシャブランドのチョコレートでは、ラクタも美味しくておすすめです。
※チョコレートは夏場にブルーム(白く粉を吹いたような状態)が出やすいので注意。せっかくのお土産が台無し......なんてことになったら悲しいので、もし暑い時期に買われる場合はキオスクなどは避け、試しにひとつ買って中身を確認するといいです。
ミニサイズの蜂蜜はスーパーで買うのがお得!
高品質で知られる蜂蜜も、ギリシャ土産の定番ですね。土産物店や専門店などの方が種類は豊富ですが、バラマキ土産にぴったりなミニサイズのものなら、スーパーで売られているものが軽量パッケージだったり値段も安かったりでおすすめです。画像左は昔から親しまれているアッティキブランドの蜂蜜。このスマートパックのは約2ユーロで、お土産に人気です。右はシミ島のスーパーで見つけた地元産のタイム蜂蜜。地方のスーパーではこういうローカルな商品も置いていたりするので楽しいです。
使うのが楽しみになる食品や日用品も
こちらは重いのでバラマキ土産とはちょっと違いますが、現地の人が普段使いしている食品類は、料理好きな人や自宅用のお土産にぴったり。オリーブオイルはスーパーだとあまり小さいものは売ってなくて、1リットル~がスタンダードです。他にはスパイスミックスやスープの素など、バラマキ土産向けの軽いものもいろいろあります。
食品以外では、せっけんやシャワージェルなども種類豊富でお土産に人気です。中心エリアにあるスーパーマーケットは店舗が小さめではありますが、置いてある商品を見ていると、現地の人の生活が垣間見えるのも面白いですよね。町でスーパーマーケットを見かけたら、ぜひ入ってみて下さい。
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アナグノストゥ直子
- アテネ在住。主婦業の傍ら、ライター、リサーチャー、コーディネーターとしても活動する。ブログ「ギリシャのごはん」にてギリシャ料理レシピやおいしい話題を発信中。