猛暑のイタリアで暑さをしのぐには?フィレンツェでは避暑を兼ねてピクニック!?

今年のイタリアは暑い!!

猛烈な暑さが続いている今年のイタリア。天気予報は連日40度越えで、フィレンツェでは42度という日もありました。太陽の下での体感温度は、きっともっと高いと思われます。新聞やニュースでも記録的な猛暑だと報道されており、今現在イタリアを襲っている熱波には「ルチーフェロ(悪魔ルシファー)」という名前も付いているんですよ。

体温より外気温の方がずっと高いわけですから、この暑さの中で外を歩き回るのは大変危険です。お盆休みなどにイタリア旅行を予定されている方も多いとは思いますが、今年の夏イタリアを旅する時は厳重な日射病対策が必要です。日焼け止めや帽子、日光から目を守るサングラスなどを必ず携帯し、こまめな水分補給と、無理のない観光スケジュール作りを心がけてください。できれば日中は美術館など涼しい屋内に避難し、外出はなるべく控えた方が良いと思います。

イタリアでは、こうして暑さをしのぎます

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これは一般家庭の窓の鎧戸(よろいど)です。 イタリアの一般家庭ではクーラーのない家もまだまだ多く、クーラーが苦手というイタリア人も少なくありません。湿度が低いので直射日光さえ遮れば多少過ごしやすいのですが、少しでも家を涼しく保つために日中はベランダの日よけや鎧戸を下ろし、窓を閉めて外気をシャットアウトします。

イタリアのお店がお昼休みを取ることに驚かれる方も多いですが、実際現地で猛暑を過ごしてみると、これは理にかなった習慣なのだなと実感します。日差しの強い12時〜16時頃は外出を控え暗くした家の中で過ごし、できればランチ後に軽いお昼寝をして、夕方からの行動に備えた方が効率が良いのです。お昼休みの他にも、8月は長期休業するお店や施設も多いため注意が必要です。事前に訪れる場所の営業時間、営業日などを確認しておきましょう。

フィレンツェ市民は避暑のために、神聖な森でのピクニック

鎧戸を下ろした暗い屋内で過ごす以外にも、街の熱気から逃げる方法はあります。フィレンツェ市民にとってその解決法の一つが、街よりずっと涼しい丘の上に避暑を兼ねたピクニックに行くことです。

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フィレンツェから車で丘の上を登っていった先、標高800mほどの丘というより山に近い場所に、モンテセナーリオと呼ばれる教会が建っています。周囲を静かな森に囲まれた場所で、森林浴にピッタリ。教会のお膝元だからか、森の中にもどことなく神聖な聖地としての風格が漂っています。暑い日には涼を求めてやって来た人々がピクニックシートやテーブルを並べ、マツの木陰でランチを楽しみます。

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モンテセナーリオ教会はマツの森を抜けた先に、ひっそりと佇んでいます。観光地としてはほとんど知られていない、人里離れた丘の上に建つ、古くて小さな教会。しかしこの教会は13世紀に建てられてからずっと、地域住民たちの大切な祈りと交流の場として愛され、土地の人々を見守ってきました。今でも夕方のミサの時間には多くの近隣住民たちがこの場所を訪れます。

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トスカーナを見下ろす教会からの眺めは、一望の価値ありです。夕方の涼しい風に吹かれながらこの眺めをゆっくりと堪能し、熱気が落ち着いた夜になってから街へと帰る。ゆったりとした時間が流れる、夏のイタリアだからこその贅沢な夏の1日です。

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佐藤 モカ

イタリア・フィレンツェ在住。作家、フリーライター、マーケティング各種リサーチやコーディネートなど。2013年女児出産、現在育児奮闘中。

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