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イタリア的「あんこ」?マロンペーストは様々な場面で大活躍!

パンやクラッカーに塗って楽しむペースト。日本でも甘いジャムやスプレッドなどのほか、身近な「あんこ」も、ペーストのように使われています。
実は、イタリアでは「栗」が「あんこ」に近い形で親しまれているのだとか。その魅力をご紹介します。
日本は小豆、ヨーロッパでは栗?
イタリアに限らずヨーロッパでは「栗」がとても身近な存在です。栗を使った加工食品も豊富で、大手スーパーにもマロンペーストが並び、大人気。
ペーストは缶に入ったものや、瓶詰めのものなど色々なタイプがありますが、今回ご紹介するのは、便利なチューブタイプのものです。

写真:yukako
一度食べれば病みつき。お土産としてもぜひ
私が購入したのはボローニャ空港内のカルフールですが、一般的なスーパーでも同じメーカーのものを見かけたので、街中を探してみると意外と簡単に見つけられるかもしれません。
オシャレなパッケージはお土産にも喜ばれそうですが、何よりとても美味しいことと、ペーストには色々な使い道があるため、自分用のお土産として確保しておくこともお忘れなく!

写真:yukako

写真:yukako
日本の「あんこ」のように、マロンペーストを使いこなす
さて、このマロンペースト、どのような使い道があるのでしょうか。
私としては、日本の「あん」のような使い方をすれば、まず間違いなしだと考えています。シンプルにパンに塗って食べるのも、もちろん美味しいのですが、ほんのちょっと塩気の強いバターとトーストして一緒に食べると至福の時間が訪れます。カロリーが気になるとか、そういうことはこの際あまり気にしないでいただきましょう。
モンブラン好きな方におすすめしたいのは、生クリームと混ぜてマロンクリームにすること。スポンジケーキやパンケーキに絞り出せば、お手軽モンブランの出来上がりです。
イタリアのビスケット「カントゥッチ」にそのまま絞り出せば、素朴なカントゥッチもゴージャスな味わいに変身。イタリアらしいおやつタイムを楽しめますよ。

写真:yukako
ジェラートとも相性抜群! お料理にも使えます
マロンペーストを小麦系以外のお菓子に合わせるなら、ジェラートのトッピングにしても良いですね。特にナッツ系やチョコレート系、ミルクとの相性は抜群です。
このペーストと日本で買える材料を組み合わせれば、自宅で気軽にマロンパフェを作ることも可能です。深めのグラスにコーンフレークやスポンジケーキをカットしたものを敷き、アイスクリームを重ねた上にマロンペーストを乗せるだけ、という気軽さもさることながら、イタリア産のマロンペーストの深みのある味わいに驚くことでしょう。
また、栗の豊かな風味は鶏肉との相性も良いので、鶏をグリルした料理のソースとしてもおすすめです。例えば、甘く炒められたタマネギや香ばしい鶏肉をお皿に盛りつけ、薬味のようにマロンペーストを飾ると、いつもの料理もランクアップ。
淡白な味の肉との相性がいいので、他のお肉との組み合わせも、ぜひ試してみてください。

さまざまな使い方を発見してみてください! 写真:yukako
写真・執筆:Italyii ライター yukaco
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