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フィレンツェのお茶「LA VIA DEL TE」は空港でも買えてお土産にもピッタリ
イタリアと言えばコーヒーのイメージが強いですが、実はお茶のファンも存在します。カフェでもコーヒーよりお茶派という人たちが、優雅にティータイムを楽しんでいます。
ちょっと大人なお土産に、イタリアのお茶はいかがでしょう?
「茶の道」という名称のフィレンツェ発お茶ブランド
今回ご紹介するのは、1961年創業のフィレンツェのお茶メーカー「La Via del Te」です。お店の名前は、イタリア語で「茶の道」という意味。
ロゴも急須が描かれており、オリエンタルテイストで店内もしっとりした雰囲気です。
パッケージにもロゴがあしらわれています。 写真:yukako
La Via del Teは、フィレンツェ内に3店舗ありますが、本店とLa Via del Te 3にはイートインスペースもあり、優雅なティータイムが楽しめます。もともとは紅茶メーカーとして設立したのですが、オーナーが日本の茶道の世界に触れて、お茶のブランド設立をしたそうです。
なるほど、だからどことなくオリエンタルテイストだったのですね!ちなみに、紅茶と緑茶だけでなく中国茶など、さまざまなお茶を揃えています。
お茶のブレンドは、フィレンツェにゆかりのあるネーミングが揃います
シックなエントランスと店内は雰囲気抜群。写真:yukako
お店を撮影した時間が遅かったため、写真は閉店後のものですが、エントランスの雰囲気もシックです。店頭には様々なお茶が並んでいますが、お土産として人気があるのは「フィレンツェシリーズ」だそうです。
「ヴェッキオ橋での約束」や「ミケランジェロの夢」など、フィレンツェに縁のあるネーミングがとても素敵ですよ。日本に帰国した後も、これらのネーミングを眺めれば、楽しい思い出が紅茶の香りと共に甦ります。
ライターがいただいたブレンド「サハラへの旅」のお味は...?
さて、今回私がトライしたのはフィレンツェマダム一押しのこちら。
アラビックなデザインのパッケージ。写真:yukako
爽やかなフレーバーが特徴的な「Viaggio nel Sahara」。「サハラへの旅」というネーミングが旅愁を誘いそうな、オリエンタルムード溢れるお茶です。
こちらはブレンド緑茶で、緑茶ベースに矢車草やミントをブレンドしています。茶葉の香りと、ところどころに混じる鮮やかなブルーが視覚にも癒しを与えてくれます。
缶を開けると、美しいブレンド緑茶が現れます。写真:yukako
「サハラへの旅」はアジア系のお料理にピッタリの味!
さて、実際に飲んでみると鼻を抜ける爽やかな香りと、喉にも良さそうなサッパリした味わい。食前、食後にはもちろん食事中にも飲みやすいので、様々なシーンで楽しむことができるでしょう。
この記事の冒頭で触れた「フィレンツェシリーズ」は甘い香りのものが多いので、和食との相性はイマイチかもしれませんが、こちらの「viaggio nel sahara」は中華や和食、アジア系の料理にもとても合いそうです。
もし、フィレンツェシリーズを楽しむのであれば、そのままいただくかお菓子と共にいただくのが良いでしょう。
実際にお茶を入れたところ。写真:yukako
矢車草などをブレンドしていますが、抽出した色合いは普通の緑茶とほぼ同じです。緑茶の苦みとハーブの爽快感が一気に味わえる奥深さは、大人の紅茶・緑茶ファンにこそ知って欲しいブレンドです。
La Via del Teの商品は、やはり本店が充実していますが、フィレンツェ空港にもお土産として販売しているコーナーがあります。
一味違うお茶にトライしてみたい方は、是非チェックしてみてくださいね。
写真・執筆:Italyii ライター yukaco
店舗情報
名前:La Via del Te
住所:Via Ponte a lozzi, 8/1 50023 Impruneta - Italiy
公式サイト:http://www.laviadelte.com/
※情報はライター執筆時のものです。
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