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もはや飲み物ではない?「チョコラータカルダ(ホットチョコレート)」
冷えた石畳から底冷えするイタリアの厳しい冬。今回はそんな冬にピッタリな、フィオレンティーナたちに愛されている甘くて体の芯から温まる飲み物をご紹介します。
心と体がポッカポカ! 濃厚「チョコラータカルダ」
その心温まるドリンクを楽しめるのは、「ヘミングウェイ(Hemingway)」というチョコレート屋さん兼カフェ。チョコレートを使ったメニューが夜まで楽しめる、夜におすすめのお茶スポットです。
お店には、チョコレートファンにはたまらないメニューがたくさんそろっています。中でも、今回私がオーダーしたのは「チョコラータカルダ(Ciccolata Calda)」。つまり、ホットチョコレートです。
一般的なバールやカフェにもホットチョコレートのメニューは並んでいますが、2.5~3ユーロほどというのが一般的な価格帯です。しかし、ヘミングウェイのホットチョコレートは何と6ユーロなので、お値段は倍!一体どんな味なのか気になりますよね。
撮影:Italyii ライター yukaco
チョコラータカルダが運ばれてきて、見た目でその値段のワケがすぐに分かりました。見るからに濃厚。飲み物というよりは「チョコレートを溶かしてカップに入れました」というイメージです。
ヘミングウェイのメニューで気になったのは、ホワイトチョコレートバージョンもあるということ。今回は品切れだったため、飲むこと(もはや食べること、と言ってもいいかもしれません)はできませんでしたが、ホワイトバージョンもいつか試してみたいですね。
フルーツと合わせれば、チョコレートフォンデュのでき上がり!
さて、運ばれてきたチョコラータカルダを早速飲んでみると、香り高く濃厚なチョコレートの味わいが口いっぱいに広がります。本当にこれは、「飲み物ではない」と言っていいのではないでしょうか?
飲んでいるうちに、甘みと一緒に酸味をとりたいなと感じてきます。そんな人のために用意されているのが、フルーツの盛り合わせというメニュー。早速そちらもオーダーしてみました。
撮影:Italyii ライター yukaco
リンゴやバナナ、イチゴがお皿にふんだんに盛られて登場。チョコレートフォンデュにして楽しむことにしました。周りを見渡せば、けっこうなフォンデュ率。
地元フィオレンティーナの皆さんも、同じようにして楽しんでいる様子でした。
撮影:Italyii ライター yukaco
フルーツがあるとまた別の楽しみ方ができるので、チョコラータカルダを飲んでみて「ちょっと濃いかな?」と思われた方には、フルーツの追加もおすすめです。
そのほか、チョコレートクレープやアイスクリームもあります。街歩きに疲れたときの一休みに立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
執筆:Italyii ライター yukaco
店舗情報
名前:ヘミングウェイ(Hemingway)
住所:P.zza Piattellina 9/r 50124 Firenze
想定予算:10€
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