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フカフカ&カリカリがたまらない!ミラノの絶品ピッツェリア「スポンティーニ」

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記事投稿日:2016/09/14
最終更新日:2017/10/24

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イタリアの伝統的なピッツァと言えば厚めモッチリのナポリ風か、薄めクリスピーのローマ風に二分されますが、実は第三の新食感ピッツァがミラノで人気を博しています。

多くの人々を魅了している絶品フードを作るピッツェリアの名前は「スポンティーニ」。 今回は東京にも世界初の支店を出した、スポンティーニの魅力を存分にお伝えしましょう。

こんなの初めて! 新食感の「ミラノ風ピッツァ」

本場イタリアでは、ピッツァは南部と北部で大きく二種類に大別されます。これらはいずれも専用窯で焼かれ、私達にお馴染みのオーブンで焼かれたパン生地のアメリカ風ピザは、厳密に言うと別物です。

撮影:Italyii ライター 藤井麻未
撮影:Italyii ライター 藤井麻未

しかし、さすがファッションや芸術のみならず、食の面でも常に新しいものを生み出すことが得意なミラノ。このイタリア伝統ピッツァの形に当てはまらない、異端児とも言うべき新食感「ミラノ風ピッツァ」を生み出してしまったのです。

生地、食感、見た目、トッピング、どれをとってもいわゆるイタリア本場で見かけるピッツァとは様子が違います。この「ミラノ風ピッツァ」の元祖と言われる超人気ピッツェリアが、ミラノに数店舗を構え、60年以上の歴史を誇る老舗「スポンティーニ」。

現代イタリアピッツァの発祥と言われる、ナポリのピッツァが生まれたのが18世紀半ばころなので、それに比べるとやはりミラノ風ピッツァは新しいものだと言えるでしょう。

ゾロゾロと行列のできるスポンティーニ ミラノ本店

撮影:Italyii ライター 藤井麻未
撮影:Italyii ライター 藤井麻未

筆者が訪れたのは、ミラノのブエノスアイレス通りにある本店。路地裏にある小さな店舗ですが、店舗の前にはチーズの焼ける香ばしい香りが漂い、すでに人だかりが。

まずはテイクアウトとイートインに分かれて並びます。カウンターで注文した後は、テーブルで待ちます。奥には専用鉄板プレートがあり、そこで次々とピッツァが焼き上げられていきます。

ピッツァのメニューは非常にシンプルで、マルゲリータとマリナーラのみ。合わせてイタリアのビールなどを頼んでもいいでしょう。伝統的なイタリアピッツァは、基本的に一人一枚単位。しかし、スポンティーニはミラノ店でも後半で紹介する東京店でも、1カット単位でサーブしてくれます。

関連記事:ピッツァを120%楽しもう!知っていれば迷わないピッツァのアレコレ

見た目も食感もひと味違う、スポンティー二のマルゲリータ

スポンティーニのマルゲリータ。チーズがぎっしり!  写真:Italyii ライター 藤井麻未
スポンティーニのマルゲリータ。チーズがぎっしり! 写真:Italyii ライター 藤井麻未

では、さっそく焼きたてのマルゲリータを食べてみましょう。1カットでもかなりのボリューム。そして、いわゆる本場ナポリのマルゲリータとは見た目がかなり違っています。

ナポリのマルゲリータは、トマトソースの上にモッツァレラチーズがところどころに乗り、ベースのトマトのバランスが均等に近くバジルがあしらわれています。耳もしっかりと存在感があります。

ナポリのマルゲリータ。ところどころにモッツァレラチーズが乗っています。  写真:Italyii ライター 藤井麻未
ナポリのマルゲリータ。ところどころにモッツァレラチーズが乗っています。 写真:Italyii ライター 藤井麻未

しかし、スポンティーニのマルゲリータは、トマトソースがもはやほとんど見えないくらいのたっぷりのチーズの量。バジルは乗らず、ひたすらチーズとトマト、生地のコンビネーションを堪能するようにできています。

ちなみに、マルゲリータに使われるモッツァレラは、ほかのチーズと比べて比較的あっさりしているため、このボリュームのチーズでも意外に胃もたれすることなくペロリといけてしまうのです。

撮影:Italyii ライター 藤井麻未
撮影:Italyii ライター 藤井麻未

ナポリ風もローマ風も耳の存在感ははっきりしているのですが、スポンティーニのミラノ風は耳と生地との境目がなく、まんべんなくトロトロのチーズがたっぷりと乗っています。

さらに、生地はナポリともローマとも違った、アメリカ風ピザのパン生地に近いといった方がいいかもしれません。厚みはナポリに近いけれど、もっとボリュームがあります。

そして食感はモッチリしていながらフカフカとしていて、食べ応えがありながらもソフト。最大の特徴が、独特のカリカリ感です。

多めの油で揚げるように焼き上げているからなのか、裏面は揚げたようにカリっと香ばしく、溶けたチーズが焦げて何とも言えない食感を生み出しています。もうこのあたりで、誰もがミラノ風ピッツァの虜になってしまうこと間違いなし!

本場ミラノ店の味を東京・原宿で!

スポンティーニ(カスケード原宿店)  写真:Italyii ライター 藤井麻未
スポンティーニ(カスケード原宿店) 写真:Italyii ライター 藤井麻未

2015年には、ミラノ店の味と食感を忠実に再現した東京店が、原宿と渋谷にオープンしました(※)。あの止みつきになるほどの独特な魅力をもったピッツァが東京で味わえるとは、日本人の私たちにとっては嬉しい限りです。

本場ミラノ店と同じように、スタイリッシュで清潔感のある店内も原宿や渋谷の若者たちに受けています。おそらく、今まで出会ったことのないタイプの「ミラノ風ピッツァ」。

これを頬張れば、たちまち誰もが笑顔になってしまうことでしょう。

※注:2017年10月現在、渋谷店は満了の為閉店しています。

基本情報

名前:スポンティーニ(SPONTINI)
住所(ブエノスアイレス通り店):Via Gaspare Spontini, 4 - 20129 Milano
公式サイト(イタリア語版):http://www.pizzeriaspontini.it/

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