食べたらやみつき!モッツァレラよりもクリーミーな「ブッラータ」って何?!

イタリアはプーリア州発祥、巾着型でとても柔らかく、賞味期限はたったの48時間。

そんな不思議なチーズ「ブッラータ」は、一度味わえば病みつきになる美味しさなんですよ。

とってもフレッシュでクリーミーな「ブッラータ」とは

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Photo by Pixabay(CC0 Public Domain)


イタリアのチーズといえば誰もが思い浮かべるクリーミーなチーズの代表「モッツァレラ」。

ですが、モッツァレラよりもさらにクリーミーでクセになるチーズ「ブッラータ」というものがあることをご存知でしょうか。

イタリアで食べるモッツァレラは、切った側面からじんわりとクリームが出てくることに驚いた経験のある方も多いと思います。今回ご紹介する「ブッラータ」は、より特殊な工程で作られているスーパーフレッシュなチーズです。

写真:yukako
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そもそも「ブッラータ(Burrata)」とは、イタリア語で「バターのような(buttered)」という意味を持つそうなのですが、通常の日本で食べるようなバターを想像すると、そういうものではありません。

バターのように濃厚な味、という意味合いで使われているのではないかと考えています。

ブッラータを作る工程と賞味期限

ブッラータは、モッツァレラチーズを伸ばして巾着状にしたところに、またも細かくしたモッツァレラチーズと生クリームを閉じ込めたチーズです。

じゃあモッツァレラと同じじゃないの?と思ってしまいそうですが、味や舌触りは全く違い別物です。まだ日本ではそんなにメジャーではありませんが、一度食べるとハマってしまうこと間違いなし。

チーズ好きな方にはぜひ試していただきたいチーズのうちのひとつです。

さらに、ブッラータは賞味期限が48時間程度と極端に短いことから、イタリア国内でもあまり流通せず、知る人ぞ知るチーズだったのですが、流通の改善と共に少しずつ存在が知られていくようになりました。

プーリア州発祥のチーズですが、現在ではイタリア各地のレストランなどでも食べることができますので、メニューの中に見つけた時は、ぜひお試しくださいね。

いろいろな食べ方でブッラータを楽しんで!

写真:yukako
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私がフィレンツェのレストランでオーダーした時は、写真のようにほうれん草のソテーの上にドン、と乗った状態で登場。チーズにナイフを入れると中からクリームが溢れだし、ソース状態になるという素敵な一皿でした。

スーパーや街のグローサリーでも売っているのですが、もし車で移動するならサービスエリアにチーズ店が入っているところも要チェックです。

日本でたとえると道の駅の売り場のように、そのエリアで作られた本当にフレッシュなブッラータに出会えることも期待できますよ。もちろん、サービスエリアで購入しても保冷パックに入れてくれるので安心です。

それにしても、チーズの中にチーズと生クリームを入れて巾着状に縛ってしまおう、なんて面白い発想ですよね。異なる食感のチーズを二層三層に楽しめますし、調理方法も色々工夫できそうです。

私は「そのままでももちろんいいのですが、パスタのソースのようにして食べるのもオススメですよ」と、友人のシェフに教わりました。その際は常温に戻してから使うと、より風味豊かに楽しめるそうです。

まだまだマイナーな存在のブッラータですが、一度味を知ったら忘れられない存在になるはずですよ!

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