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日本にも上陸!ピッツァに似た古代ローマのカリカリ&もっちりフード「ピンサ」って何?

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記事投稿日:2016/08/18
最終更新日:2017/10/24

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ピッツァのようでピッツァじゃない?

古代ローマ時代から作られる「ピンサ」は、現在のピッツァとは少し異なる作り方によって、独特の風味を楽しめます。この記事では、イタリアだけでなく日本にも専門店が上陸した「ピンサ」についてご紹介しています。

※以下、一部写真はクリエイティブコモンズライセンス、Instagram規約に基づき掲載しています。

参考:クリエイティブコモンズ公式サイト(外部サイトに遷移します)

ローマ発祥のヘルシーフード「ピンサ」って?

皆さんはローマ発祥のヘルシーフード、「ピンサ」をご存じでしょうか。見た目はピッツァに瓜二つ。けれど、食べるとなんだかピッツァと少し違う不思議な食感に軽い食べ応え。

今回は、2015年に日本にも上陸し、徐々に人気を集めている「ピンサ」なる食べ物についてご紹介しましょう。

はじめに:いろいろなピッツァと、その食べ方をご紹介

ピンサは、その見た目から広義の「ピッツァ」の一種であるといっても間違いではありません。しかしイタリアでは、ピッツァといっても実はいくつかバリエーションがあるのです。

まずは、様々なピッツァの形を見てみましょう。

ピッツァ(pizza):現地では夕食に食べるのが伝統

Photo by Pixabay
Photo by Pixabay

Pixabay(CC0 Public Domain )

日本人がイタリアのピッツァといってイメージするのはほとんどがこれでしょう。大きな円形にチーズや様々なトッピングが乗ったものです。イタリアでも最も伝統的なのがこの形。

主に夕食に食べられるもので、ナポリが発祥といわれています。ピッツァは専用の窯で焼かれ、一人一枚がスタンダード。日本で食べるピッツァのように、三角に切り分けて複数人でシェアしたりはしません。

カットしてから手で食べるのではなく、まるままナイフとフォークで切りながら食べ進めていくのが伝統的ピッツァの食べ方です。

ピッツェッタ(pizzetta):昼食用のライトなピッツァ

作り方などはピッツァと同じですが、ピッツァをもう少し小さくしたのが「ピッツェッタ」。

ピッツァが夕食に食べられるのに対し、ピッツェッタは昼間に食べられます。

ピッツァ・アルタリオ(pizza al taglio):ファーストフードとして人気

写真:Wikimedia Commons
写真:Wikimedia Commons「Pizza al taglio at Trastevere in Rome」

Photo by Shoebill2
June 2007
Wikimedia Commons(public domain)

イタリアの駅や街角を歩いていてよく見かけるのが「ピッツァ・アルタリオ」。伝統的ピッツァが専用窯で焼かれるのに対し、こちらは四角い鉄板の上で焼かれるのが特徴です。

そしてピッツァのように丸ごと一枚ではなく、三角や四角にカットされ、量り売り、もしくは一切れ単位で売られています。テイクアウトして歩きながらでも食べられる気軽なファーストフードとして、ローマより北の地域でよく見かけられます。

ピンサ:これまでのピッツァとはどう違う?

そして最後は「ピンサ」です。こちらは原料、製法ともに伝統的ピッツァとは異なります。では、詳しくピンサについて見ていきましょう。

ピンサは「原料」が違う!

ピンサの見た目はふっくら。でも、ヘルシーなんです。 写真:Italyii ライター
ピンサの見た目はふっくら。でも、ヘルシーなんです。 写真:Italyii ライター

ピッツァとピンサの違いは、まず第一にその原料。ピッツァが小麦を原料としているのに対し、ピンサは小麦の他に大豆粉、米粉、そして大量の水を原料としています。

そして製法も異なります。ピッツァがトッピングをした上で焼くのに対し、ピンサはまず生地だけを焼き、トッピングをしてさらに焼き上げます。

この違いにより、ピンサは小麦だけを原料としているピッツァよりも格段にヘルシー、そしてローカロリー。それでいて、大豆粉や米粉のおかげで表面はカリカリ、中身はもっちりの独特な食感を生み出しているのです。

ピンサは古代ローマ時代の食事に用いられていたパンに近いといわれており、後のピッツァのもとになったもの。原始ピッツァといっても良いかもしれません。

本場ローマで食べるピンサ

ピンサはローマ発祥です。他の都市ではそれほどポピュラーではありませんが、本場ローマには絶品ピンサを食べられる店が沢山あります。

一つの生地でクリスピーともっちりの両方を味わえるのも魅力。南部の厚め生地と北部の薄め生地との中間くらいの厚みでザックリとした噛み応えがやみつきになります。ピッツァよりローカロリーで軽く、耳が分厚くないので最後までぺろりと食べられて、胃がもたれないのも嬉しいところです。

サンタンジェロ城やヴァチカンからも近い場所にあるPinsa 'Mpoは、バラエティに富んだピンサを味わえる人気店。観光途中に焼き立てを頬張って休憩するのにぴったりです。

■Pinsa 'Mpo公式Facebookページはこちら(外部サイトに遷移します)

原宿でも、ピンサが食べられる!

ピンサが食べたくなったら、日本でもぜひ! 写真:Italyii ライター
ピンサが食べたくなったら、日本でもぜひ! 写真:Italyii ライター

そして2015年、日本にもついにピンサが上陸しました。Pinsa de Romaの東京・原宿店で本場ローマのピンサを食べることができます。

ピンサは、独特の噛み応えがクセになりますよ。 写真:Italyii ライター
ピンサは、独特の噛み応えがクセになりますよ。 写真:Italyii ライター

現地に負けず劣らずザクッとクリスピーで、もっちりした噛み応えはとろけるチーズとの相性抜群。予め焼いた生地の上に様々なトッピングが乗って、注文を受けてからもう一度焼き上げます。

おいしいピンサをぜひ、お試しくださいね。 写真:Italyii ライター
おいしいピンサをぜひ、お試しくださいね。 写真:Italyii ライター

ピンサを食べてピッツァと比べてみるのも面白いですね。ピッツァに負けず魅力満点のピンサ。原宿はもちろん、本場ローマを訪ねたときは、ぜひトライしてみて下さい!

基本情報

名前:Pinsa de Roma(ピンサ・デ・ローマ 原宿店)
住所:東京都渋谷区明治神宮前1-9-8
営業時間:11:00-21:00
公式サイト:http://www.pinsaderoma.com/
※最新情報は、公式サイトをご確認ください。

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