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「天空の街」のレストラン!?チヴィタ・ディ・バニョレージョの人気オステリアへ行ってみました。
「天空の街」や「死にゆく街」と評され、絶景を求めて世界中の観光客が集まるチヴィタ・ディ・バニョレージョ。合わせて訪ねておきたい人気のオステリア(レストラン)をご紹介します!
"天空の街"チヴィタ・ディ・バニョレージョで営まれる、スローなオステリア(レストラン)へ
撮影:Italyii ライター yukaco
天空にそびえる絶景の街「チヴィタ・ディ・バニョレージョ(以下バニョレージョ)」は地震が多く起き、風化が進む人口わずか20名の小さな街。そんな絶景を一目見ようと世界中から観光客がやってきます。そんなに小さな街なのに、ホテルもカフェも、レストランも教会も全てあるのです。
今回は、観光客にもバニョレージョで働く人にも、もちろん地元の人にも人気があるオステリア(レストランの一種)「AL FORNO DI AGNESE」を実際に訪ねてみました。
そのときのレポートをお届けしましょう。
絶景を眺めながらお店の看板探し
撮影:Italyii ライター yukaco
バニョレージョには、人慣れした猫がのんびりと日向ぼっこを楽しむ姿がちらほら見られます。猫たちを眺めつつ、全長300メートルの橋を渡ってバニョレージョの街へ到着。正直言ってけっこう息があがります。
でも、ずっと右にも左にも絶景が見られるので、疲れはそう感じないはずです。街の入り口は静かで、光と影が美しいコントラストを作っています。
ラツィオ州の特産品はオリーブオイルなのだそうですが、バニョレージョもオリーブオイルの生産が主な産業だったそうです。そんな特産品が並ぶ小さなお土産屋さんを通り過ぎ、しばらく坂を歩いているとすぐに見つかるのが「OSTERIA AL FORNO AGNESE」の看板。
このオステリアにはテラス席があり、とても気持ちがよくてオススメです。
撮影:Italyii ライター yukaco
早速お料理を注文してみました!
AL FORNO DI AGNESEに着いてまず注文したのは、リコッタチーズのラヴィオリ。バターソースが香り高い一品です。モチモチとした生地の中にはクリーミーなリコッタチーズが入っていて日本ではなかなか味わえないシンプルながら満足度の高いメニューです。
お皿のデザインも可愛いですね!
撮影:Italyii ライター yukaco
ベーシックな味わいを求めるならトマトのパスタもオススメです。シンプルイズベストな一皿で、モチモチした太目のパスタとの相性も抜群。
撮影:Italyii ライター yukaco
長旅で疲れた胃を労りたいなら、スープもいただいてみましょう。
写真では少しわかりにくいのですが、たくさんの野菜の栄養が柔らかく溶け込んだ優しい一皿で、オリーブオイルをかけて食べるとまた格別です。
撮影:Italyii ライター yukaco
ちなみに、お店のオリーブオイルはオリジナルのものだそう。この特別感も素敵ですね。筆者はスープだけでなく、ラヴィオリにもパスタにも途中でかけてみました。
お料理に少しかけただけで味に変化が生まれ、驚くこと間違いなしです。
撮影:Italyii ライター yukaco
ドルチェもぜひお試しを
そして、イタリアンドルチェも忘れてはいけません。定番のティラミスはさすがです。濃厚なマスカルポーネとカフェの香ばしい香りが絶妙なバランス。
撮影:Italyii ライター yukaco
もうひとつ、「イチゴのティラミス」という気になるドルチェを発見したので、こちらも頼んでみました。クリームにイチゴの酸味が加わり、あっという間に完食できてしまうはず。女性の方はきっと好きな味だと思います。ダイエットが気になる方も大丈夫。帰りの道もなかなか険しいですから!
ぜひ、ドルチェもおいしく頂いて、エネルギーをチャージしてください。
撮影:Italyii ライター yukaco
お腹もカメラの容量もいっぱいに!
バニョレージョはパノラマの絶景はもちろん建物もこぢんまりとしていて素晴らしい雰囲気です。可愛い街の中をしっかり散策していると、あちこちに素敵な撮影スポットを発見することができると思います。
訪ねるときは、お気に入りのカメラを持っていくことをお忘れなく。どこを撮っても絵になる場所が多いので、SDカードの容量にも注意しておきたいところです。筆者はバニョレージョだけで、100枚以上の写真を撮ってしまいました!
「チヴィタ・ディ・バニョレージョ」への行き方は、ローマからオルヴィエートへ行き、そこからチヴィタ・ディ・バニョレージョへのバスに乗る方法が一番簡単です。
プロやセミプロのカメラマンも多く訪れる名所を、みなさんも訪ねてみませんか?
撮影・執筆:Italyii ライター yukaco
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