予約前にチェック!ハワイ旅行の満足度がアップするホテル選びのポイント

旅行の楽しみのひとつ、そして旅の満足度を左右する大切な要素が「ホテル」です。世界中のホテルグループをはじめ、たくさんのホテルが林立するハワイでは、旅行の目的や期待するクオリティのホテルを見つけ出すのはとても大変。

この記事ではハワイでホテル選ぶときに確認しておきたいポイントや、予約からチェックインまでのやり取りについてご紹介します。

予約前に要確認!ハワイのホテルはここが違う

写真はイメージです。 Photo by Pixabay(Public Domain)

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初めてハワイを訪れる方は、旅行会社のパッケージツアーを利用される方も多いでしょう。その場合、あらかじめ旅行会社がピックアップしているホテルの中から施設情報や写真を見て選ぶことになるので「間違いない!」と安心されるかと思います。

しかし実際には、現地に到着してみてびっくり!ということもあります。そうならないために、どんなことを事前にチェックしておくべきか、ご紹介しましょう。

ゆったりお風呂を楽しみたかったのにバスタブが無い!

ハワイのホテル客室で多く見られるのが、「シャワーのみ」もしくは「ハーフ・バスタブのみ」というスタイルです。「シャワーのみ」と記載されたお部屋の場合はバスタブが無く、透明の扉などで仕切られたシャワーブースが、洗面台・トイレとともにバスルームに設置されています。

「ハーフ・バスタブのみ」のお部屋では、シャワーを浴びる足元に、深さがなく広さも家庭用バスタブの半分かそれ以下程度のバスタブが設置されていて、シャワーカーテンを引いてその中でシャワーを浴びることになります。

いずれの場合にも、湯船で足を伸ばしたり、首までお湯に浸かったりしてくつろぐことはできないので、注意が必要です。バスタブに浸かりたい場合は、バスタブ付きのお部屋があるか、しっかりとホテルの公式サイトなどで確認しましょう。

愛煙家には厳しい環境だと覚悟して

ハワイでは、2006年11月16日より公共の場所を禁煙区域とする新禁煙法が施行され、さらに2014年1月1日からは禁煙の対象となる場所が拡大されています。そのため、多くのホテルやコンドミニアムでも建物内、また敷地内での喫煙を禁止しています。

禁煙サインは「Smoking Prohibited by Law(喫煙は法で禁止されています)」、「Including E-cigarettes and All Other Electronic Smoking Devices(電子たばこやその他すべての電子喫煙具を含む)」などと表示されています。

館内での喫煙が禁止されているホテルでは、たとえ客室のバルコニーであっても喫煙することはできません。もし喫煙が発覚した場合には、ホテル側からも罰金の請求が来ることがあります。

ハワイのホテルでは近くにあるDFS(免税ショップ)の喫煙所などを案内していますが、それでもやはり喫煙可能なホテルに泊まりたいという方は、事前に喫煙可能な客室の有無や、館内もしくはホテル敷地内に喫煙スペースがあるかどうかを確かめておくことが大事です。

快適なホテルライフのために!ホテル&客室情報のココをチェック

写真はイメージです。 Photo by Pixabay(Public Domain)

写真はイメージです。 Photo by Pixabay(Public Domain)

自分に合ったホテル選びは、旅行に慣れた旅のプロでも難しいもの。それだけホテルの施設情報や客室情報は見づらく、本当に知りたい情報が公開されていなかったり、パンフレットなどで見つけられなかったりすることもしばしばです。

気持ち良くホテルで過ごすために、チェックしておきたいポイントを紹介しましょう。

写真で見た部屋と案内された客室、その違いに驚愕!?

旅行パンフレットやホテルのホームページに掲載されている客室の写真は、プロの写真家が匠の技術で最大限に広く美しく見えるように撮影し加工したもの。そのため、実際の客室よりも広く見えがちです。写真の雰囲気だけでなく、専有面積や間取り図を合わせて確認することが大切でしょう。そして、写真に写っている家具と家具の間や壁との距離、通路の幅などを見ておくこともポイントです。

部屋の一部のみを切り取ったような写真ばかりで全体像が見えない場合は、狭い部屋である可能性があるかもしれません。一冊のパンフレットやガイド、ホテルのウェブサイトだけでなく、インターネットで検索をするなどして、実際の宿泊客が撮影した写真や口コミ情報も確認することをおすすめします。

3人利用のとき、エキストラベッドでは誰が眠るの?

大人2人もしくは4人での旅行の場合には、ツインベッドルームもしくはダブルベッドルームを予約することになり、ベッドを取り合うということにはなりません。しかし、例えば3人で宿泊する場合には、トリプルルームやツインベッドルームにエキストラベッドを追加した部屋になることがあります。当然、エキストラベッドはその他の2台のベッドよりも小さく簡素です。では、誰がそこに寝るのでしょうか?

トリプル利用で予約すると割引があることは嬉しいのですが、せっかくのハワイ旅行、できれば全員が寝心地の良いベッドで安眠したいものですよね。そんなときは、パンフレットなどで「正ベッド×3台」と記載されているトリプルルームを選択すると良いですよ。

ホテルの立地は旅の主目的に合わせて選ぶと吉

ハワイでは、ビーチの目の前に、砂浜に沿って建つ「オンザビーチ」と呼ばれるホテルの宿泊料金が最も高くなる傾向があります。ですが、オンザビーチのホテルに滞在すれば、遮るものがないオーシャンビューを部屋から心ゆくまで楽しめます。また、ホテルから直接ビーチに出られるため、荷物を担いで歩いたり、トイレの心配をしたりする必要もありません。

滞在中にビーチ遊びを第一に考えている方は、ちょっぴり奮発して、オンザビーチのホテルから探してみるのがおすすめです。

一方で、ショッピングや街歩き、ビーチ以外の観光スポットへ出かけることをメインに計画している方なら、少し陸に入ったホテルを選ぶか、眺望の指定をしないことで、宿泊費をよりリーズナブルに抑えるという選択肢もあります。観光客の喧騒から離れて静かに過ごしたいという方なら、中心市街地から少し離れた立地のホテルを選ぶと良いでしょう。

いずれにしても、実際に地図上でホテルがどこに立地しているのか、ビーチや大型ショッピングモールからの距離など、正確なロケーションを確認することが重要です。出発前に地図アプリなどを使って、距離感をシミュレーションするのもおすすめですよ。

レンタカーの利用代金も連日になると高額に。事前確認をしっかりと!

ハワイの観光に、レンタカーを借りてドライブを楽しもうと計画されている方もいらっしゃるでしょう。レンタカーを借りるのが1日だけであれば問題ありませんが、2日、3日間と数日間にわたって車を借りるなら、滞在するホテルの駐車場の有無や、利用料金などを事前に確認しておく必要があります。

ワイキキ中心部のホテルなどでは、一晩の利用料金が35ドル以上と、高額になることもあります。また、ホテルによっては、ホテルのスタッフに車を駐車場へ運んでもらうバレットパーキング方式をとっているところもあるので、その場合にはスタッフへのチップ(相場は2ドルから5ドル程度)も必要になります。

予約からチェックアウトまで。旅の全工程をスムーズに進めるポイント

写真はイメージです。 Photo by Pixabay(Public Domain)

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最後にご紹介するのは、ホテルの予約プロセスから現地でのチェックイン&チェックアウトまでの全工程をストレスなく進め、快適なホテル滞在を実現するために役立つチェックポイントです。

日本語対応可能なスタッフの有無

ハワイでは、英語が話せなくとも問題なく滞在できるという説が一般的です。実際に、ホテルやレストラン、ショッピングセンターや観光地などでは、日本語を話すことができるスタッフがいて、日本語の表記やパンフレットなども準備されています。

ここでポイントになるのは、日本語対応可能なスタッフが「常時在中」しているのかどうかということです。場合によっては、日本語コンシェルジュがいると記載されていても、1日のうち数時間しかデスクにいないということも。

英語力に不安のある方や、滞在中のさまざまなトラブルや要望に対してコミュニケーションロスのない対応を希望される方は、日本語対応可能なスタッフの有無だけでなく、スタッフの勤務体制なども知っておくと安心です。

ホテルではチップが必要。少額紙幣の準備を忘れずに

レストランで食事をした際の会計時のチップだけではなく、ハワイではホテル内の車係、荷物係や接客を担当するスタッフ(ボーイ、ポーター、ドアマン、ベルマン)やルームサービスを運ぶスタッフ、また客室のクリーニング(ルームキーパー)などへのチップも必要です。いずれの場合にも、サービスを受けた際に1ドルから2ドル程度をチップとして渡すのがマナーです。

客室のクリーニングをお願いする場合には、枕の下などに1~2ドルを置いておきましょう。チップは硬貨ではなく、紙幣で支払うのが一般的です。ハワイ到着前もしくは到着後すぐに、1ドル紙幣をチップ用に準備しておくことをおすすめします。

ハワイを思う存分楽しむためには、事前にしっかりと準備しておくことが大切です。日中の散策やビーチ遊びと同じように、ホテルでも楽しく快適に過ごせるように準備しましょう!

執筆:ヒューレット秦泉寺 明佳
All Photo by https://pixabay.com/ja/

※ハワイ州の法律・条例は2017年8月時点で確認できるものをご紹介しています。

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