ハワイを軸に多文化の味を融合する人気レストラン「アラン・ウォンズ」

※編集部註：2019年12月、加筆修正をいたしました。掲載写真は初出時（2015年6月）のものです。

「アラン・ウォンズ（Alan Wong's）」は著名シェフによる独創的なメニューと、ハワイ産にこだわった食材選びが人気のレストラン。ハワイのメディアで多数の賞を受賞するほどの実力を、一度味わってみませんか？

ローカルグルメとはまた異なる、スタイリッシュなハワイアン・リージョナル・キュイジーヌをぜひお試しください。

ハワイのグルメ界を牽引するレストラン「アラン・ウォンズ」

＜カジュアルな雰囲気で食事を楽しめます。＞

アラン・ウォンズは、地元紙ホノルル・マガジンが主催する、ハワイで最も権威のあるグルメアワード「ハレアイナ・アワード」にて、2014年以降ほぼ毎年さまざまな賞を受賞してきたレストラン。レストラン予約サービス「Open Table」でも、「ダイナーズ・チョイス・アワード」に選ばれるなど、ハワイを代表するお店と言える存在です。

「メルティング・ポット（人種のるつぼ）」とも呼ばれるハワイは、さまざまな人種や文化が集まる場所。そんなハワイを現すかのように、提供されるメニューはアジア圏から西洋までの、さまざまな調理法や食材を取り入れた"ハワイ・リージョナル・キュイジーヌ"スタイルをとっています。

しかしながら、食材は徹底して地元ハワイ産であることにこだわり、多様な文化を取り入れつつもハワイらしさを失わない、そんなスピリットの食事を楽しむことができると評判です。

ハワイフード&ワインフェスティバルの共同創設者

アラン・ウォン氏は、ハワイを代表する有名シェフ。彼は、2011年以降毎年開催されるハワイの美食イベント「フード＆ワイン・フェスティバル」の共同創設者でもあります（もう一人の共同創設者は、「ロイズ・ワイキキ」のロイ・ヤマグチ氏）。

地産地消がコンセプトのグルメイベントを作り上げた氏による、ユニークなメニューを楽しめるのが、ここアラン・ウォンズなのです。

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アラン・ウォンズの定番メニュー

ここからは、アラン・ウォンズで提供されるグルメについてご紹介します。

＜トマトスープ&サンドイッチ。グリルドチーズを使った斬新な盛り付け！＞

サンドイッチと聞いて思い浮かべるのは、パンで具を挟んだ片手サイズの大きなものや、アフタヌーンティーに盛り付けられるフィンガーフードではないでしょうか。

しかし、アラン・ウォンズではカクテルグラスにトマトスープを注ぎ、グリルドチーズの上にグリルしたフォアグラ、カルアピッグ（ハワイの郷土料理）、モッツァレラチーズのサンドイッチを乗せるという斬新な盛り付け。ハワイの伝統と新しさが融合したメニューです。

人気メニューは日本の要素も？

＜こちらがジンジャー・クラスタード・オナガ。＞

お店一番の人気料理は「ジンジャー・クラスタード・オナガ」。こちらはコーススタイルの"プリフィクスディナー"で定番のメニューです。多くのゲストがこちらをオーダーしているという、まさに看板メニュー。味噌やゴマなどをソースに含め、日本人にも親しみやすい味を取り入れています。

ちなみに、「オナガ」とはオナガ鯛のこと。日本ではハマダイと呼ぶ方が、ご存じの方も多いかもしれません。

＜オパカパカフライパン蒸し。＞

オパカパカ（Opakapaka）は、ハワイでは高級魚として知られる存在。こちらもオナガ同様、鯛の一種です。この「オパカパカフライパン蒸し」には、トリュフとタピオカが添えられています。

このほか、ロブスターや牡蠣といったシーフードのメニューや、ショートリブを用いたお肉のメニューも。

キュートなデザートも見逃せない

＜人気のデザート「ザ・ココナッツ」。＞

「ザ・ココナッツ」は、一見ココナッツの殻を使っているように見えますが、殻の部分はチョコレートになっています。その中にハウピア（ココナッツミルクからできた伝統デザート）味のシャーベットが盛り付けられているという、ユーモアたっぷりの逸品。「ワイアルア産チョコレートの"クランチ・バー"」など、やはりハワイ産の食材を意識したデザートメニューもあります。

なお、メニューについては、その日の仕入れ状況で変動することがあります。どうしても食べたいメニューがある場合は、予約の際に確認を入れておくと安心。また、予約は午前9:00から受け付けていますので、事前に予約をしてから訪ねるようお願いいたします。

写真・情報提供：ALAN WONG'S HONOLULUⒸ