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幻の橋といわれる北海道の秘境 感動の風景!!
北海道は広大!!
北海道は広さに加え手つかずの自然がたくさんあり、国内でも特に魅力的な観光地が多くある県として知られています。有名な観光地もあれば、まだあまり知られていない場所などがありますが、今回は1市16町2村で構成される十勝地方にスポットをあてご紹介したいと思います!
幻の橋「タウシュベツ川橋梁」
北海道上士幌町の糠平湖にあり、旧国鉄士幌線として1937年~1955年まで利用されていたタウシュベツ川橋梁。廃線から長い期間を経て現在は季節によって見え方が変わることから「幻の橋」とも呼ばれています。又、崩落がかなりすすんでおり橋が繋がっている状態で見れるのは、もうまもなく見納めといわれています。
わずかな期間だけ上の写真のように橋の近くまで行く事ができますが、暖かくなってくると雪解け水が流れこみ橋に湖面が現れます。湖面に映る橋の姿もきれいなのでオススメです!
そして雪解け水に雨水も加わり徐々に水位があがっていき、驚くことに9月頃には完全に水没してしまいます!(昨年は雨が多く7月には水没したようです。)つまり、これだけ見えている橋が水で全く見えなくなるようで、信じられません。
さらに、冬になると今度は雪原が橋の周りに現れ、より目線に近い高さで雪原の白さに囲まれた美しい風景が望めます。春夏秋冬によって異なる景色を楽しむことができ、ホント「幻の橋」と言われる所以が分かります。
今のアーチ状につながっている橋の姿はもうまもなく見る事ができなくなるといわれていますが、確かに崩落がかなりすすんでしまっています。
糠平湖は人造ダム湖であり、ダム建設時の切り株が湖底に残っており、水のない時期のみ姿を現します。
荒涼とした風景が広がり、まるでどこか別の惑星のようです。
タウシュベツ川橋梁への自然道
タウシュベツ川橋梁へ行くには現地のガイドツアーに参加するなど許可がないと行く事ができません。入口から橋までに行く道も自然道を歩いて行き秘境感が伝わります。
入口の看板
自然道にはヒグマも出没するようで、橋が大自然に囲まれた場所にある事が伝わります。
看板の「十二分に注意をして下さい」の文字の下にある斜めの亀裂はヒグマの爪の跡のようです。
「ここはオレ達の場所だぞ!」というヒグマからのメッセージのようです。
幌加駅
タウシュベツ川橋梁の近くには旧国鉄士幌線の幌加駅があり、こちらも見所です!
1939年~1987年まで利用され廃線後の現在は自然に囲まれた中に佇んでいます。
駅全体からマイナスイオンがすごく出ていて、森の中の駅という感じで何だか癒されます。
幌舞駅 / 幾寅駅
因みに少し離れた南富良野町には映画の舞台として話題になった「幌舞駅」があり、こちらは正式名称の「幾寅駅」としてJR根室本線の無人駅として現在も利用されています。
幸福駅
又、十勝地方には「幸福駅」という おめでたい名前の駅もあります。何か良い事が訪れるといいなとつい期待してしまいます
岩内仙峽、ピョウタンの滝
十勝地方には見所がたくさんありますが、最後に2つ景勝地をご紹介します。
岩内仙峡
ピョウタンの滝
どちらも自然豊かな十勝地方を感じさせる風景が望めます!
北海道にはまだまだ美しい景色があります。これからもご紹介していきたいと思います!
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