夏の久米島ホット情報2017

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沖縄本土から空路で約30分の久米島。琉球王朝時代には最も美しい「球美の島」と称され、島全体が県立自然公園に指定されているほど自然が豊かな島です。そんな島内を流れるゆったりとした久米島特有の時間の流れは多くの人々の心を癒してなりません。7月15日からは夏季限定で羽田⇔久米島間の直行便も運航。干潮時にのみ全貌を現す不思議な橋の体験プログラムも新たに誕生し、さらに魅力的に!今最もホットな観光地、久米島の観光のポイントについて久米島町観光協会の大川さんにお話をお聞きしました。

干潮時にのみ全貌を現す不思議な橋『シールガチ橋』

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シールガチ橋は沖縄唯一の海に浮かんで見える珍しい橋です。海と海を渡す橋、そもそもなんのための橋なのか。この橋、実は干潮時にのみ全貌を現し、橋を渡ることができます。満潮時にはこのように海に浮いて見える『シールガチ橋』ですが、干潮時は干潟と干潟をつなぐ橋になります。本来は橋がなくとも干潮時には干潟間の往来が可能でしたが、この干潟に漁船やダイビング船の航路を造ったことにより、往来ができなくなりこの『シールガチ橋』の建設に至ったそうです。

大川さんの観光ポイント!~干潮時限定!シールガチ橋からの絶景ビュー~

kumejima0721.PNG『シールガチ橋』に行ったからには見逃せないモノ!それは、干潮時にのみ橋の上から見ることのできる絶景です。シールガチ橋の上から見る透き通ったエメラルドグリーンの海の色は、言葉にできない美しさです。そんな絶景を見れるのは干潮時限定!そしてなんといっても今話題のフォトジェニックな写真がとれるスポットとしてもぴったりの場所。潮汐情報をしっかりと確認し、ぜひ干潮時に行かれることをおすすめします。個人で行くのが心配な人は、リゾートホテル久米アイランドの体験プログラム「海あっちい」にこのシールガチ橋横断散策が新たに登場しましたので、そちらをチェックしてみてください。

360度エメラルドグリーンの美しい海に囲まれた『ハテの浜』

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久米島を代表する観光名所、ハテの浜。久米島に行ってハテの浜に行かない選択肢はありません。そんな多くの人に知られるハテの浜ですが、実はハテの浜の歴史は割りと知られていません。歴史は遡り、琉球王朝時代。当時、久米島は「球美の島」と称されていましたが、そのように称される所以となった場所がここ、ハテの浜だったのです。ハテの浜の美しさは、約600年も前から人々に賞されていたのです。

大川さんの観光ポイント!~ハテの浜の空一面に光り輝く星空~

kumejima0721.PNGハテの浜で必見と言えば、星空!実はハテの浜、夜になると美しい星空観賞スポットへと変化します。その理由は、360度を海に囲まれた立地が大きく関係しています。なんでも、夜のハテの浜には人工的な光が一切ありません。あるのは月と星の明かりだけです。そのため、息を飲むように美しい自然の幻想的な星空を空一面に見ることができます。琉球一美しいハテの浜で、空一面に広がる美しい星を・・・最高に贅沢な時間が送れますよ。

沖縄一標高の高い城跡『宇江城城跡』

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グスク時代に島で最も高い場所に築かれた城跡。沖縄県内各所に残る城の中でも最高所に位置します。かつては久米島支配の拠点として築かれ、沖縄におけるグスク時代の政治・軍事に大きく関与しました。出土品である中国輸入陶磁器の破片などからは、当時貿易が盛んに行われていた過去も知ることができる歴史好きにはもってこいの国指定史跡です。

大川さんの観光ポイント!~久米島で唯一島全体を眺望できるビュースポット~

kumejima0721.PNG宇江城城跡の見どころは、やはり島のほぼ全体を眺望できる雄大なパノラマ。これほどにまで島の広範囲を眺望できる場所は、久米島内に他にありません。晴れた日には久米島を代表するハテの浜や周辺の島々まで見渡すことができる必見のビュースポットです!

島の人と遊ぶ学ぶ『ニブチの森散策』

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ラムサール条約にも指定されている湿地、「ニブチの森」。島について詳しい島人、保久村昌欣(ほくむらしょうきん)さんと一緒に森を散策し、森に住む動植物や島の暮らしに寄り添う植物の豆知識、さらには沖縄や久米島の歴史まで幅広い分野にわたり学ぶことができます。ディープな久米島を知りたい人にはもってこいのプログラムです!

大川さんの観光ポイント!~「島の学校」久米島の保久村昌欣さんは名物ガイド~

kumejima0721.PNG名物ガイドの保久村昌欣さんと散策するニブチの森は新たな発見や学びが盛りだくさんです!というのも、保久村さんは久米島生まれ久米島育ちで、久米島の自然をこよなく愛する、森の雑学王です。保久村さんのキャッチフレーズ「ひげであなたの心をくすぐります」通り、ユーモアを混じえ楽しくニブチの森について学べますよ。森の中を散策するため、足元は動きやすくて汚れてもいいスニーカーや運動靴がおすすめです。また夏場は熱中症対策も忘れずに!

久米島屈指のパワースポット『ミーフガー』

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女性が子宝に恵まれるパワースポットとして有名なミーフガー。波立つ海岸のすぐ横に立っているので、近くで見る際には注意が必要です。足元はビーチサンダルではなく、スニーカーが最適です。

大川さんの観光ポイント!~2つの異なる岩が折り重なってできた穴から覗く朝陽は圧巻の美しさ~

kumejima0721.PNG1年のうち7月の数週間のみ2つの異なる岩が折り重なってできた穴に朝陽が差し込む時期があります。穴を照らすかのように差し込む朝陽の美しさには圧巻です。パワースポットとしてのご利益のみならず、自然の優美をも感じさせてくれます。

トリックアートのような不思議な坂『おばけ坂』

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久米島のミステリースポットであるおばけ坂。一見ただの上り道のように見えますが、実は・・・という不思議な坂道です。何もない坂道だと思い、帰ってしまう方もいらっしゃるようですが、実際のおばけ坂はもう少し奥にあります。奥ですよ、奥!!ここで帰ってしまわぬようご注意を!

大川さんの観光ポイント!~おばけ坂をリアルに体験してみよう~

kumejima0721.PNG車でお越しの場合は、車のギアをニュートラルにしてみてください。すると、この時点でもうご存知かと思いますが、スルスルと車が坂を上り始めます。これがこの坂がおばけ坂と言われる理由です。※試される際には十分に周囲に注意を払って事故等のないようお願いいたします。

サンセットスポットと言えばココ!『シンリ浜』

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久米島屈指のサンセットが見れる場所、シンリ浜。オレンジ色に染まる海と空は言葉では表せない美しさです。空港から近いこともあり、滑走路やタイミングが良ければ離着する飛行機まで見ることができるスケールの大きさに感動すること間違いなし。久米島でのラストはシンリ浜のサンセットが素敵な思い出を締めくくってくれますよ。

大川さんの観光ポイント!~リゾート感満載!サンセット海水浴~

kumejima0721.PNGサンセットが見れる時間帯にシンリ浜に訪れ、静かに眺めるのもいいですが、海水浴をしながらサンセットを見るなんてのはいかがでしょうか。運が良ければ、そこに飛行機まで加わり、さらに特別な体験ができます。ぜひ、ここでしかできない体験を!

久米島のゆるキャラ 「く~みん」 

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久米島マスコットキャラクター「く~みん」は、明るい性格のホタルの女の子☆特技はフラダンスとマラソン♪クメクレナイという椿の髪飾りと久米島紬のお洋服がおしゃれでしょ♪青い空と白い砂浜、きれいな海に豊な森、大好きな久米島の魅力を皆さんにPRします♪ぜひ久米島のゆるキャラ「く~みん」も探してみてください!

久米島までのアクセス

羽田⇔久米島  直行便 ※夏季限定 2017年7月15日~8月31日

那覇⇔久米島 那覇から約30分 1日7往復

那覇までは各地の運航ダイヤをご確認ください。

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sachan

空飛ぶ地球儀編集部の一員。
韓国留学を機に海外の魅力に目覚める。
以後、暇を見つけては渡韓または海外旅行へ!
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