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2000年以上の歴史を誇るフランス第2の都市、リヨン!!

記事投稿日:2017/06/05最終更新日:2017/07/06

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ローマ時代から栄えた2000年以上の歴史を誇るフランス第2の都市、リヨン。2016年にはヨーロッパで最高の週末をすごせる街ランキングナンバーワンに選ばれ、その歴史地区の美しさや芸術、フランスの美食の首都として世界中の人々を魅了しています。そんなリヨンの街の魅力をリヨン観光会議局のBlandineさんにお伺いしました。

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(左)リヨン観光会議局 Blandineさん (右)阪急交通社:中西

中西:リヨンは2016年にヨーロッパで最高の週末を過ごせる街ランキングナンバーワンに選ばれたとのことですが、なぜ最高の週末が過ごせる街として人々から評価されているのでしょうか。

Blandineさん:リヨンの街の大きさはパリの2分の1程で、観光名所が特定のエリアに集中しているため効率よく回れるという特徴があります。そのため2泊3日と言った短期滞在で十分にリヨンの街を満喫していただけるのです。

中西:なるほど。短時間で多くの場所に足を運べる環境は旅行者にとってとても嬉しいですよね。そんなリヨンは、歴史的にも芸術的にも、そしてフランスの美食の首都としても名高い街ですが、Blandineさんのおすすめの観光スポットはどこですか。

Blandineさん:おすすめの観光スポットは、やはり1998年に世界遺産に登録されたリヨン歴史地区です!
他に例を見ない素晴らしい歴史的な遺産が広範囲にわたり散在し、これほどにまで広い範囲が世界遺産として登録されている場所はここしかありません。

中西:そんなリヨン歴史地区の中でも特におさえておくべきスポットはどこですか。

Blandineさん:まずは、『旧市街』です。古きよき石畳の街並みが残る旧市街は、ソーヌ川からフルヴィエールの丘にかけて主に15世紀から17世紀の建築物が立ち並んでいます。この旧市街観光の目玉は、「トラブール」と呼ばれる建物内を通り抜ける道。遠回りをせず建物間を移動できるトラブールは、ここリヨンでしか見ることができないため必見です。

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©リヨン観光会議局 「旧市街」

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©リヨン観光会議局 「トラブール」

Blandineさん:次におさえていただきたいスポットは、リヨンで最も美しい展望スポットと言われる『フルヴィエールの丘』です。丘からは、ヨーロッパ第2のルネッサンス地区と言われるリヨンの街並みが一望できます。

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©リヨン観光会議局 「フルヴィエールの丘」

Blandineさん:そして、フルヴィエールの丘にあるフランス国内最大規模の『古代ローマ劇場遺跡』も注目のスポットです。紀元前15世紀に建てられたローマ帝国の遺跡で、なんと収容可能人数は1万人といわれています。この特徴を活かし、夏には毎年オペラやロックコンサートなどの屋外イベントが催されます。劇場跡の周辺には、神殿やかつての街の遺跡なども残っており、当時の様子を垣間見れる興味深いスポットなんですよ。

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©リヨン観光会議局 「古代ローマ劇場遺跡」

Blandineさん:最後に、ローヌ川とソーヌ川の間に位置する半島プレスキル地区の『中心街』です。この中心街を挟むようにして流れる2つの川の川沿いの景色は、リヨン観光で見逃せないもののひとつです。そして、中心街にある「ローテ広場」周辺は夜のライトアップがきれいな場所として有名ですので、ぜひ夜に訪れてみてください。

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©リヨン観光会議局 半島プレスキル地区の中心街「ローテ広場」
※「ローテ広場」は、現在改装工事中です。今年の秋より写真のような景色をお楽しみいただけます。

中西:リヨンの街が歴史と深く関わり発展してきたことが非常に良く伺えますね。
リヨンには博物館もたくさんありますよね。

Blandineさん:はい。リヨンの街には22の博物館が存在します。中でも映画博物館と織物博物館はリヨンの歴史と芸術を代表する博物館です。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、実はここリヨンで19世紀にリュミエール兄弟によって映画は発明されました。「リュミエール研究所」では、毎年多くの国際的なスターを招待し、映画の歴史にオマージュをささげるフェスティバルが開催されます。

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©リヨン観光会議局 「リュミエール研究所」

Blandineさん:また19世紀のリヨンは、中国からのシルクロードの交易地としても栄え、フランスにおけるシルクの都としての役割を担いました。その結果、シルクを用いた織物産業が発達していきました。皆さんご存知のフランスを代表するブランド、エルメスの工場もここリヨンにあります。

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©リヨン観光会議局 「織物博物館」

中西:リヨンの街は、本当に多くの歴史と芸術により発展したことを改めて感じます。
歴史、芸術とこれば、次は美食。リヨンはポール・ボキューズに代表されるフランスの美食の首都ですよね。

Blandineさん:そうですね。リヨンはポール・ボキューズの本拠地でもあり、街内にはミシュランの星付きレストランが20店ほどあります。手頃な価格で驚くほど多様な料理を味わえる点もフランスの美食の首都、リヨンの魅力のひとつです。

中西:手軽に本格的な料理を楽しめるのは、とてもいいですね。
リヨンに来たら、ぜひ食べてほしいおすすめのご当地グルメはありますか?

Blandineさん:ハムやソーセージなどのリオンの肉製品、ソーセージブリオッシュ、パテ・クルット、魚のツミレ団子「クネル」、最後にデザートのプラリーヌ・タルト。この5点は必ず食べていただきたいおすすめのご当地グルメです。

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©リヨン観光会議局 「ソーセージブリオッシュ」

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©リヨン観光会議局 「パテ・クルット」

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©リヨン観光会議局 魚のツミレ団子「クネル」

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©リヨン観光会議局 「プラリーヌ・タルト」

中西:どれもとても美味しそうでお腹が空いてきました。そういえば近年、フランス国内でライトアップされた街並みや建築物をよく目にします。リヨンの街もよくライトアップされていますよね。

Blandineさん:そうなんです。リオンは昔から光にあふれた夜景がきれいな街で、「光の街」と言われているほどです。フランス国内の街並みのライトアップの先駆者は、ここリヨンでその美しさから次第に国内に広がっていきました。そんなわけで、リヨンでは年間を通してライトアップが楽しめます。

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©リヨン観光会議局 「ライトアップされたリヨンの街」

中西:そうだったんですね。今日あるものの多くの発祥地がリヨンと言っても過言ではなさそうですね。
最後にリヨンの街を一言でいうとどんな魅力を持つ街ですか。

Blandineさん:フランス式「アール・ド・ヴィーヴル(=生活の美学)」を体験するのに最適な街です。
これまでの話の内容からもご理解いただけるように、リヨンという街は街自体が歴史と深く結びつき、それぞれの時代において影響力を持って発展してきた過去があります。そのような部分をすべて含め、歴史の中にフランスの生活の美学が芸術や美食といった形で秘められている。ここにリヨンの最大の魅力を感じます。

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©リヨン観光会議局 「リヨンの街並み」


◆リヨン観光会議局HP(日本語)
http://www.jp.lyon-france.com/
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