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パリの街並みが一望の絶景スポット!パリに行くなら凱旋門とエッフェル塔のどっちに登る?
フランスのパリといえば、歴史ある美しい街並みにオシャレなレストラン、カフェ、ハイセンスなショップが建ち並び、街歩きするだけでも楽しみはいっぱい!色彩の統一された重厚感あるクラシカルな建造物がどこまでも続き、パリのセーヌ川岸は8kmに渡ってその景観が世界遺産に指定されています。そんな美しいパリの街並みを一望するなら、エッフェル塔!と思われがちですが、実は意外と穴場なのが凱旋門。今回はあまり知られていない凱旋門の魅力をご紹介したいと思います。
パリの中心部、シャルル・ド・ゴール広場のロータリーにある凱旋門は、19世紀にナポレオンの命令により建設されました。凱旋門を中心として12本の通りがほぼ等間隔に放射状に延びており、上空からは星のように見えるため「星(=étoile)の門」という意味の「エトワール凱旋門」という正式名称を持っています。高さ50メートルの巨大な門は、周辺から眺めるだけでも圧倒の迫力ですが、せっかくなら登ってみるのがおすすめ!地下の入口で入場料12ユーロ(18歳未満無料)を支払うと、門の上部まで行くことができます。
一般の観光客が使えるエレベーターはなく、234段も続くらせん階段はかなりハードですが、ゆっくり登っても10~15分くらいで最上部へ到着します。ちなみに4本ある凱旋門の柱のうち、シャンゼリゼ側から見て左奥の内側には、身障者・年配者用のエレベーターがありますので、車イス等の方はそちらへ行くとエレベーターを使用させてくれます。
最上部からの360度パノラマのパリの眺めは圧巻!シャンゼリゼ通りをはじめ、放射状に続くすべての道が、凱旋門を中心に広がっていく様子が一望できます。高さや色彩の統一された建築物が一面に広がる光景に、パリの深い歴史の重みが感じられます。
パリのシンボルとも言えるエッフェル塔は、登るとその姿が見えなくなってしまいますが、凱旋門の上部からはしっかり眺められるので、よりパリらしい写真を残すこともできます。凱旋門は比較的空いているので、エッフェル塔のように長い列に並ぶこともなく、すぐに登ることができるのもお薦めのポイントです。 一度パリを訪れてエッフェル塔に登られた方も、次の機会にはぜひ凱旋門にも登ってみてください。また違った角度で、新しいパリを発見できるかもしれませんよ!
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世界の絶景編集部
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