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ブラジル/すき家が熱い!サンパウロ
近年サンパウロでは、牛肉チェーン店で有名な「すき家」が店舗を増やし続けている。(サンパウロを中心に9店舗を展開。2016年現在)
日本では丼もの、カレー、定食に特化したメニューで人気のすき家だが、なんとブラジルではラーメンも食べられるとのことで、日系企業に勤めるサラリーマンは勿論のこと日本へ出稼ぎへ行っていた日系ブラジル人や普通のブラジル人にも人気だ。
サンパウロ以外での地域で店舗展開が無いため、そうしょっちゅう食べることができないのだが、近くへ行く予定があったマンゲイラ早速Armoço(昼食)を食べに行ってきた。
こちらすき家Paraíso店では、昼時ということもあって大盛況。お客さんが列を作っていた。
4つあるレジからは、ブラジル人の店員達が元気よく「いらっしゃいませ!」や「ありがとうございました」をきちんと言う。
しっかりとした社員教育がなされていることが伺える。ブラジルのレストランで、こんなにきびきびとした応対ができる店員というのがそうそういないので、なんだか日本にいるようで懐かしい。
メニューはご覧の通り、丼ものの肉がこれでもか!と言うくらい盛られており、流石肉の国のボリュームに驚く。それからブラジルならではのCom Qeijo(チーズのせ)が多い気がする。
ラーメンの種類も豊富でなんと4種類「東京しょうゆラーメン」「焼豚ラーメン」「たんたんラーメン」「ねぎラーメン」とある。
お値段R$14~とコストパフォーマンス良し。やっぱり、東京出身のマンゲイラしょうゆラーメンをたべてみた。味は、ごく普通の醤油であっさりとしていた。
それ以上のコクと味わいを望むのであれば、リベルダージのラーメン店「あすか」や「KAZU」がお勧めであるが、お昼時間にサクッとラーメンが食べれること自体が、まず普通じゃないブラジルではとても貴重である。まわりのブラジル人はというとほとんどが牛丼のMolho de tomate(トマトソースがけ)やCom queijo(チーズのせ)を食べており、ラーメンを頼んでいる人はごくわずかという印象をうけた。
帰り道Av.Paulistaを通ると、政治に不満を持つ人々がテントを張って次のデモ行進へのスタンバイをしていた。
政治家の汚職が原因であるが、その渦中の現大統領ジルマ・ルせフ氏は弾劾を迫られている。まず、政治が安定してからのオリンピックと言うので国内ではまったくオリンピックムードなど無いブラジルだが、開催まで100日わずか。これからどうなることやら。。。
◆すき家ブラジルサイト
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マンゲイラ靖子
- 2012年よりブラジル在住。 Samba命!リオ1回、サンパウロ6回、(浅草9回)のCarnaval出場経験を持つ。現在は夫と猫3匹とでSP州に暮らし、主に日系コミュニティでの仕事に携わる。 より深いブラジル情報を発信できるよう日々模索中。