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バリ島クサンバ村に大粒の天然塩を買いに行こう♪
バリ東部はバリの歴史が詰まった魅力的なエリアですが、その中でもおすすめなのがクサンバ村(Kusamba)。この村は昔から海水を使った天然塩作りを受け継いできた場所で、今でも数軒の塩作り農家があります。
観光客向けの売店などはありませんが、直接農家に行くと出来たてのお塩を分けてもらえるんです!
コニ家で料理に使用しているのここのお塩です。クサンバの塩は旨味が強く、後味にほのかな甘さがあり、素材の味を引き立ててくれます。
例えば焼きエビや焼き魚に、ポテトサラダに、カットトマトに、クサンバの大粒の塩を振りかけるだけですごく美味しくなるんですよ。今まで試した色々な塩の中でクサンバの塩が一番美味しい!
<クサンバ村の行き方>
クサンバ村はクタから車で1時間半、ヌサドゥアからは2時間ほど。黒砂の砂浜が広がるのどかなエリアにあります。
コウモリの洞窟で知られる「ゴアラワ寺院」を通り過ぎて右側(海側)を眺めていると、「Natural Salt」の小さな看板が出てくるので見逃さないでくださいね。
駐車場はないので道路脇に車を停めて、小道を海の方に降りていきます。
海に出ました!簡素な小屋がぽつんとあるだけど何もない浜辺ですが、塩はここで作られています。農家の方が出てくるので一周ぐるっと見学させてもらいます。
<塩づくりのプロセス>
簡単に説明すると、まず年季が入った道具で目の前の海から海水をくみ上げて、真っ黒な砂浜(塩田)に撒きます。
海水をたっぷり含んだ黒砂は、太陽を浴びて表面に塩の結晶を作ります。表面の砂を小屋の中に運び、水にさらして幾つかの段階に分けて濾過します。
まあるい形のこの容れ物がなんとも可愛いです。
「めちゃしょっぱい塩水」ができたら細長い木の容器に入れて天日干し。
太陽光がギラギラ焼き付けると、水の底に塩の結晶が溜まっていきます。
<塩の買い方>
試食をしてから買いましょう。小屋の中にあらかじめ袋詰めされた塩が並んでいます。お値段は1キロたったの2万ルピア(180円)!
農家の人たちはとても素朴で、英語は通じませんが温かく迎えてくれます。うるさく「買っていけ」などとは言わないので、気に入らなければ買わなくて大丈夫です。
周辺にはゴアラワ寺院をはじめ、スマラプラ王宮、シデメン村など見所が点在しています。東部観光と合わせて立ち寄るのがおすすめですよ。それでは次回まで、サンパイジュンパ。
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コニちゃん
- 寒いのが苦手で25歳で長野からバリ島へ。リゾートと伝統が混在するこの島でフリーランス暮らし。ウェブデザイン&マーケティングが本業で時々ライターにも。