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オールド・ドバイのオススメコース!5つのスポットをご紹介!
世界一高い超高層ビル、ブルジュハリファや巨大ドバイモールと並んでドバイ観光でオススメなのがオールド・ドバイのエリアです。ここにはドバイが今のように発展する前の姿が残っています。今回は効率よくこのエリアを巡るオススメコースをご紹介いたします。是非ドバイの地図を前にしてご覧下さいね。
1. ドバイ博物館へ
BUR DUBAI(バール・ドバイ)に位置する博物館への交通手段はタクシーもしくはドバイメトロのグリーンラインが便利です。メトロの最寄り駅はAL FAHIDI駅。そこから徒歩で約10分です。ここでまずドバイの歴史を見学しましょう。
2. バスタキア地区へ
昔の町並みを再現したエリアで博物館のお隣にあります。ドバイの歴史を見た後の散策は昔にタイムスリップした気分になれるかも?こちらにはお土産物屋さんやギャラリー等が点在していますし、素敵な中庭を持つオシャレなカフェもありますのでゆっくり時間を過ごすのもいいですね。
ローカルな商店はどこも同じなのですが、バスタキアにあるお店の営業時間も大体午前10時頃~午後1時頃、そしてお昼休みを挟んでまた夕方4時頃からとなっています。ですので、効率よくこのエリアを巡るには午前中がおすすめです。イスラムの休日である金曜日は午後から営業のところも多いですのでご注意下さい。
3. ドバイオールドスークへ
バスタキアの町並みを堪能した後は、クリーク側へ出ましょう。
ゆったりした水の流れと対岸の眺望を楽しみながらクリーク沿いを西側へお散歩して行くと、ほどなくオールドスークにたどり着きます。ここにはスカーフ屋さんやお土産物屋さんが軒を並べています。
綺麗で豪華なモールもいいですが、こんな古いスーク(市場)にはいつもワクワクしてしまいます。ただ、最近はかなり観光地化されていますので客引きがすごいです。笑ってしまうのは片言の日本語で呼びかけられる事。1年ほど前には日本人と分かると「オカチマチ、オカチマチ~!」と意味不明な言葉を連呼されたのですが、今は「ダメヨ~ダメダメッ」だそうです。(笑)
そんな客引きにのってあげてお買い物してもいいですし、喧噪を楽しむだけ楽しんだら、またクリーク沿いにでましょう。
4. アブラに乗って対岸へ
クリーク沿いにはいくつかアブラ(渡し船)乗り場があります。乗り場のお兄さんに「デイラ、ゴールドスーク?」と言って乗り場を確認しましょう。料金は片道1デュルハム(約30円)です。アブラに乗る時は小銭を用意しておきましょう。
<アブラ乗り場>
船はとても質素なものできれいな訳ではありませんが、その分ローカル感を味わえますし、移動手段として気楽に利用出来ます。ドバイの風を感じながら約10分ほどでしょうか、すぐに対岸に到着です。
5. スパイススークとゴールドスークへ
対岸はDEIRA(デイラ)地区と呼ばれるエリアです。アブラ乗り場のすぐのところにまずスパイススークがあります。日用品や様々なスパイスが売られています。スパイシーな香りを感じながらクリークから離れるように歩いていくと、ゴールドスークの入口に到着します。そこからはキラキラ、ギラギラなショーウィンドーに目を見張りましょう。お買い物ももちろんですが、眺めるだけで充分に楽しい観光です。最近は中国人観光客がとても多く、彼らの強気な値切り交渉を眺めるのも結構面白かったりします。
ネーム入りネックレス(自分の名前をアラビア語にしてくれます)を1日で作ってくれるお店もあるようですので、ドバイの想い出にいかがですか?
<凝ったデザインだとオーダーは4日以上かかります。>
ゴールドスークの後は、更にローカル感を満喫すべく周辺の散策を続けてもいいですし、近くのメトロ駅(グリーンラインのAL RAS駅もしくはPALM DEIRA駅)から次の目的地へ移動してもいいでしょう。午後1~2時頃にお昼休みに入るお店も多いですのでその点だけご注意下さい。(大型モールは終日オープンしています。)
朝9時くらいにドバイ博物館をスタートして午後1時頃ゴールドスーク散策終了の約4時間コース。もちろん途中気に入った場所で立ち止まり好きなだけ時間を過ごすのも旅の醍醐味のひとつです。このコースはあくまで目安にご自分のペースで古きドバイの一面をお楽しみ下さい。
最後にひとつ。ドバイでのお散歩はやはり夏よりも冬がおすすめ。気持ちのいい季節(11月~3月頃)に是非お越し下さい。
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長野真弓
- 2012年9月よりアブダビ在住。イラン、サウジアラビア等中東を中心に海外在住暦約10年。イランでペルシャ絨毯にはまり、インテリアと写真と書く事が趣味の主婦。