ウィーンのリンク大通り150周年!ぐるっと一周して観光名所を網羅

ウィーンの旧市街を取り囲む、リンク大通り(Ringstrasse)。コンパクトで観光しやすいウィーンですが、基本的にはこのリンク大通りをぐるっと一周すれば、主要な建物の8割は網羅できてしまいます。

2015年の今年はリンク大通りの開通150周年の記念の年ですので、前回に続いてリンク大通りの見どころをまとめてご紹介します。前回ご紹介した、リンク大通りを座ったままで一周できる「ウィーン・リングトラム」に乗っているような気分で読んでみてくださいね。

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<観光用市電「ウィーン・リングトラム」>

かつては城壁に囲まれていたウィーン旧市街。皇帝フランツヨーゼフの頃に大改造が行われた際、城壁が取り払われ、代わりにリンク大通りと呼ばれる環状道路と、その通り沿いに国会議事堂や大学などの主要な建物が建てられました。今のリンク大通りに囲まれたウィーンの姿は、この大改造によって生まれたと言っていいでしょう。

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<リンク大通り沿いに立つ国会議事堂>

皇后エリザベートや皇太子ルドルフも馬車で通ったこのリンク大通り。画家クリムトや精神分析で有名なフロイト、作曲家ブラームスも、このリンク大通りの開通と同時代の人物です。

リンク大通りは全長5.3キロですので、車やトラムで一周回ると、20分程度で一周が回れてしまいます。自転車でも30分ほど、徒歩でも1時間半ほどで一周できますよ。

リンク大通りに面してはいないものの、すぐ近くにある楽友会館やカールス教会、セセッシオン等をチラ見しながら行くと、実質、リンク大通りを歩くだけでウィーンの観光地は8割を網羅できてしまいます。

それでは、ウィーン・リングトラムのルートに従って、リンク大通りを一周してみましょう。

まず、シュヴェーデンプラッツ広場をスタート地点として時計回りに周ると、右側に見えてくるのが、オットー・ワーグナー建築の郵便貯金局です。ユーゲントシュティルと呼ばれる世紀末建築です。中に入ってみると、実際にまだ郵便局として使われていますが、一部当時の内装の展示もあります。

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<ウィーン・リングトラムの車窓から見た郵便貯金局>

更にリンク大通りを少し行くと、左手に市民公園(Stadtpark)と有名な黄金のワルツ王、ヨハン・シュトラウス像が見えてきます。

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<リンク大通りから見るとタイミングは一瞬!ヨハン・シュトラウス像のシャッターチャンス>

その後も、国立オペラ座、王宮、マリアテレジア広場等、ウィーンの見どころが左右に広がります。どれも、皇帝フランツヨーゼフのころに建造され、今でもウィーンのシンボルとなっている建物ばかりです。

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<ウィーン国立オペラ座>

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<ハプスブルク家の居城だったホーフブルク(王宮)。中は博物館や政府系の機関が入っています>

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<リンク大通りから見える、マリアテレジア広場と自然史博物館。お向かいは美術史美術館で、奥がミュージアム・クオーター>

右手にフォルクス庭園、左手にギリシャ神殿のような国会議事堂を眺めていると、右側の風景はブルク劇場、左側にはウィーン市庁舎が見えてきます。この辺りは特に見どころが多く、リンク大通りを一周する車内では、左右にきょろきょろと大忙しです。

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<お馴染みウィーン市庁舎前では、様々な催し物が開催されています>

ここまで来たら既にリンクの四分の三周は回ってしまいました。次に左手に見えるのは歴史あるウィーン大学、奥には二つの尖塔を持つヴォティーフ教会があります。

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<今年同じく記念の年を迎えたウィーン大学>

右側に旧証券取引所のオレンジ色の建物が見えてきたら、もうリンクの旅もおしまいに近づいてきます。

リンク大通り150周年の今年は、ウィーンミュージアム、自然史博物館、図書館等で特別展も開かれています。ウィーンの栄光の時代の文化、社会、歴史を感じながら、この150年の歴史を振り返ってみるのも、ウィーンの楽しみ方の一つかもしれません。

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ひょろ

オーストリア、ウィーン在住。10年以上暮らしてもまだ新しい発見の連続のウィーンの魅力を、記事執筆、現地調査、ネットショップなどを通じてお届けしています。国際機関勤務を経て、バイリンガル育児の傍ら、ミュージカル観劇が趣味。

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