キュナード・ライン <クイーン・ヴィクトリア>乗船体験記①

ライター久家です。

クイーン・ヴィクトリア号。今年で175周年を迎えた英国船社キュナード・ラインが有する3隻のひとつで、2007年にデビューした約9万トンの船です。

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2015年11月。母港であるイギリス・サウサンプトン~ベルギー・ブルージュ往復の3泊クルーズに乗船してきました。

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ロンドンから車で約2時間のところに、港町サウサンプトンはあります。バスが港に到着しスーツケースをバスから降ろすと、港のポーターさんたちがせっせとスーツケースを流してくれました。

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港内は広々としていて明るく清潔的でした!カウンターと向かい合うように並んでいるソファに座って、アルファベットを呼ばれるのを待ちました。銀行や郵便局のようです。

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今回はショートクルーズということで満船でしたので、2,000名近い乗客が乗船を待っていることになります。私の順番は「F」で、1時間くらい待ちました。

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いよいよ乗船!船内に一歩足を踏み入れるとインテリアには天然の木材が使われ、茶色と白色を基調とした落ち着いた雰囲気。ロビーは3層吹き抜けで、ブロンズ製の大きな船画が目を惹きます♪

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船内探検はあとにして、まずはキャビン(お部屋)へ。今回はバルコニー付キャビン。バルコニーキャビンのうれしいところは、

◇朝起きたら天気や気温がわかる(朝日を浴びながら起きることができる)
◇ルームサービスを頼めば、海を眺め海風を感じながら朝食を食べられる
◇自分だけの景色を楽しめる

ことだと思います。クルーズに乗られる際は、ぜひバルコニーキャビンをおすすめします。

しかし、今回は3泊という短い時間でしたので、船内のダイニングで朝食をとるだけで終わってしまったことと、初冬で悪天候だったこともあり・・バルコニーでの優雅な朝食タイムはお預けになってしまいました。

バルコニー付キャビンはプレミアム船のプリンセスやセレブリティと比べると、やや手狭かな~という印象。バスタブは無くシャワーのみというのも、日本人にとっては少々マイナスポイントかもしれません。いやいや!ラグジュアリークラスのクイーンヴィクトリアだからこそ素晴らしいところもありました!!

◆全キャビンにウエルカムシャンパンサービス・・しかもボトルで!

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◆アメニティグッズはなんと王室御用達のペンハリガン!

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◆日本人ホステスが乗船している場合は日本語船内新聞のサービス!

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◆広めのクローゼット(夜のドレスコートやフォーマルナイトのドレスも十分収納できる)

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クイーン・ヴィクトリアだけでなく、キュナードの船には日本人ホステスが乗船しているクルーズがあります。日本人ホステスは、日本語船内新聞だけでなく、共同通信(日本語新聞)の切り抜きの配布やダイニングメニューの日本語訳、日本語でのお客様の対応など日本のお客様のサポートをしてくださっています。

その中で特に助かるのは、日本人専用に行うボートドリルです!ボートドリルとは、出航前または出航後直ちに行わなければならない避難訓練のことです。(「出航後24時間以内」ルールから変更となりました)どの船に乗っても必ず行われるものです。外国人クルーによる避難訓練や救命胴衣の説明がほとんどですが、日本人ホステスによる日本語での説明はとてもわかりやすかったです。

qv-drill.jpg日本人ホステスによる日本人向けのボートドリル

ボートドリルが終了し、船内探検へ!
船内の様子はこちらでご紹介します>>

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