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ユーカリの樹海に浮かぶ『ブルーマウンテンズ』。それを眺めるように佇む『美人3姉妹』とは...?
G'Day mate!(オージー英語で「やあ、友よ」の意)
今回は、オーストラリアの中枢都市『シドニー』のわずか100kmに位置する、"オーストラリア旅行者が一番初めに自然に触れる場所"、『ブルーマウンテンズ国立公園』をご紹介したいと思います!
世界のユーカリの13%、91種ものユーカリが生い茂る大樹海。そしてそこに浮かぶ"青い山脈"が『ブルーマウンテンズ』。山々を覆うユーカリから油分が気化して空気中に広がり、日光に反射して周囲を青く包むことからその名がついたとされています。
この大自然を体感するには、世界一の傾斜を誇るトロッコ列車『シーニック・レールウェイ』で急降下してみましょう。森の斜面を駆け下りると、かつて恐竜が闊歩していたジュラ紀の姿そのままの『シダの森』に到着します。生成されたばかりの空気は新鮮そのもので、ユーカリの落ち着きと清涼感ある香りが鼻腔をくすぐります。
お次はロープウェイの『スカイ・ウォーク』。足元がガラス張りになっており、真下にユーカリの樹海が広がります。ブルーマウンテンズ国立公園には、人為と自然の境界にあるからこその魅力があるのです。
この国立公園を一望できる名勝『エコーポイント』からは、樹海に浮かぶテーブル状の『ブルーマウンテン』を見つめるように寄り添う3本の奇岩が。『スリーシスターズ』と呼ばれるその岩は、"魔王から身を守るために美人3姉妹が父の魔法によって岩に姿を変えた"というアボリジニの言い伝えが残る一番の景勝地なんです。
耳をすませば、可憐な3姉妹の陽気なおしゃべりが聞こえてくるようです。
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世界の絶景編集部
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